幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

自分のこと、その他の事

ニュース系のポッドキャストを聞いている。日本では、世界では様々なことが起きていて、モロッコでの地震リビアでの洪水、そして終わりの見えないウクライナの戦争。さらには忘れがちだけど、ミャンマーの軍事政権とか、スーダンの内戦やら…もっと言えばメキシコの麻薬カルテル北朝鮮拉致問題、神戸山口組と六代目山口組との抗争、半グレ、街なかで起きる障害事件や、交通事故。

でも、そんなことより僕は恋人との関係に悩み、男性機能の低下に悩み、仕事のやり甲斐について悩み、月曜日の仕事の段取りに悩む。

問題にそれ自体の大小軽重はなく、多分、あるのは遠近と結果の、影響範囲とその強度の狭広、強弱といった、3軸による価値判断への評価なのだと思う。

 

僕らはハリウッド謹製の物語、車が右側走行して、誰もが銃を所持でき、大麻が合法的に吸える社会で作られた物語にも心を寄せて、カースト制度が残り依然として女性に対する前時代的な価値観が蔓延るインドで作られた、何故か踊る物語にも心を寄せる。

 

それは、きっとその時の僕の居場所がズレるから成り立つのだと思う。ハリウッド製映画を見るとき、僕は自由の国アメリカ文化に自分を移動させて、その視点から世界を見ている。インド映画を見る時もまた然りだと思う。

 

ニュースを聞くとき、同じことが起きているのだと思う。酷い言い方をするが、明日、上司にネガティブな報告する事に悩む僕にとっては、ウクライナの戦争なんてどうでも良くて、恋人に会えなくて寂しい僕は、リビアの洪水なんて一秒たりとも考える余裕は無い。

 

僕自身が、いろんな立場や仮面を持っていてさ、それぞれですら価値観が微妙に違う。そんな諸々の立ち位置と言うか、評価軸を集めてなんとなく、矛盾を抱えたままではあるけど、僕という存在にまとめ上げて、そこにさらには僕という存在を相対化して、いろんな立ち位置に比較的自由にシフトさせている。

 

それを、僕はあまり意識せずに行っている。良し悪しはわからない。けど、そう云うものだと思えば、僕らは、せめてさ自分の世界、自分の捉えている世界がどんな軸で構成されていて、どんな座標にいるかを、文系的な雑な感覚で良いから把握しておいた方が良いのではないかと思う。

 

朝からなんかちょっと重いと言うか、胃もたれするような事書いてるけど…今の僕がしたいのは、愛する人とイチャイチャしたいって言う、この世界で最も崇高で尊い欲求だったりする(笑)

 

わかり合えるって言う誤解が世界を混乱させているんだろうな。