幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

動画と静止画

哲学的な話。

 

僕らは、瞬間にしか生きられない。僕らは、今しか生きられない。

 

それと同時に、僕らは意味の世界、因果の世界、時間というベクトル、生きられる今の連続性の中で、自分自身さえも意味に組み込もうとする。

 

僕らは、感覚器官の総合で、その感覚に意味を与えて、評価する。

 

それが人間の二面性と言うか、今しか生きられない意識と、その連続性から来る自分と言う自覚?単位?そんなものを評価して自分とそれ以外を区別して、もがいている。

 

僕らが唯一生きられる今は、その瞬間には意識できず、過去になってしまってからでしか意識出来ない。なので、僕らは過去になった瞬間を集めて、そこに理屈を見出し、まだ見ぬ未来に照射する。

 

つまりはさ、今しか感じられず、今にしか生きられないのに、僕らは今を評価するのに過去に、対象となった謂わば静止画を積み重ねて、今のストーリー、つまりはさ動画的な解釈で今を規定し、ほぼほぼ過去である今を意識している。

何を話そうとしているのか?

僕自身にもわからないけど、でも、今の僕が、感じる世界について、言葉、共通理解に繋がるツールを使って表現しようとしている。

 

それが、完全に合一することが無いのは、救いでもあり、絶望でもあるけど、僕はこうしないと、生きていけないのだ。

 

それは、社会的にではなく、僕自身の価値観での話だけれど…あぁそうか、そういうことか、昨今のゾンビエンタテインメントの流行には、こんな背景があるのかもしれないね。