幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

鏡像認知と自己と他者

鏡像を認知できた時、初めて僕は僕の中に生まれた。

他者を認知するのはそれよりも前。でもそれは、あくまでも他者を認知しただけで、世界が主観だけで閉じられていた頃は、主観こそが絶対で、それは神の視点だ。

自分が神の世界から追放されたのは、鏡の中に自分を見つけたときなんだと思う。

とはいえ、薄々は感じていた他者と自分の共通点。いや、自分が捉えている世界と他者の言う世界の相違点なのかも知れない。でも、その不整合は鏡の中の自分を見つけて、初めて自分が相対化されて、納得できるのだ。

そして子どもたちは天才から凡人へ。世界、他者と感覚受容器の総合としての自分との隔差の中におぼろげな自分の像を結ぶ。

二元論?なのかな?定義やら条件やらを積み重ねても僕は作れないし、僕は自由であると思いたいのに、科学が示す事実らしいことはどれも、僕らから自由を奪い、罪も功績も奪って行く。