プロセスエコノミーとかって言葉がある。
実はよく分かって無いけど、プロセス、つまり過程に経済的な価値観を付与するのは、つまりはさ、商品って言う結果に至るまでの過程にも価値を見出すと言うことなのかとも思うのだけれど、でもそれも含めて出来上がった結果である商品と何が違うのか?
例えば、職人が長い時間かけて作り上げた一品は、その成果物としての商品にプロセスも含めた価値を見出しているのに対して、プロセスエコノミーは、成果物はさておき、その過程に価値を見出し、投資するということだろう。
それってさ、いわゆる推し活的な、あるいは、恋愛とか家族、友人、いや関係性はさておき、人と人との関係性に対する、経済的合理性とはかけ離れた、結果や成果物を意識しない投資行為に対して経済的な価値を見出す事に他ならないのではないだろうか?
ものより思い出ってキャッチコピー。
まさにこれがプロセスエコノミーを象徴しているように思う。
最低限の生活とプライドと言うか、人間としての自己承認？が保証されていれば、それは素晴らしいことだと思うのだけれど、でもそれが保証されていない中では、きっと成果を気にせずにプロセスに投資できるのはより断絶を産むのではないかと思う。
だからなんだって言われたら僕は何も答えを持って無くて、投げっぱなしになるのだけれど…でも、これを今、書くことに、意味があると思い込んでいる。
あぁこれがプロセスエコノミーか（笑）
