幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

振り返り

毎年の年末に僕は一年を振り返る。

何年ぶりかの正社員となり、収入面でようやく平均的なオジサンになれた。いや、実際には去年からだけど、収入面でいうと変わらないのだけれども、正社員って立場は、そうでなかった経験をしているからこそ、ありがたみを感じている。

それ故に、やっぱり世の中の不完全さと言うか、評価基準の不完全さと言うか、形骸化している同一労働同一賃金の嘘と言うか…公平性に対する信仰が不公平を産んでいる事実に打ちのめされてしまう。

このあたりをちゃんと語れるようになれば、良いのだろうけど、アウトプットするまでに僕の思考は更に先に行ってしまう。

 

 

なんかさ、何もかもが面倒くさいって思うのだ、最終的に。何もさ、僕は高級車乗って、美女を侍らせ、世間からの称賛を受けたい訳じゃない。なのに、それなのに、生活保護受けて暮らす選択肢は僕にはなくて、じゃどこで僕は満足するのか?

大は小を兼ねるって言うけど、禍福は糾える縄の如くなりって言葉もあってさ、それは、誰だか忘れたけど綺麗な女優さんが言ってた美人の人生がままならないって事や、年収1000万世帯が実はカツカツだってのとも通じて、それぞれにそれぞれの苦労があるのだと思うし、僕の悩みはきっと、僕以外の誰かにとっては耐えられない苦しみかもだし、日常であるかもしれない。そう考えるとさ、最終的に、僕は僕が幸せだと感じる事を追求すれば良いのだろうけど、それってたぶん僕がある程度考える力を持ってからずっと考え続けて来たことだし、人類がずっと悩み続けていることだと思う。

 

プーチンの侵略はさ、プーチンなりの正義があって、他者たる僕はそれを容認することはできないけど、でも理屈の上では、彼は力を持ち過ぎただけで、きっと僕が僕の幸せを求める為に最大限の努力をするのと同じことなのだと思う。だとしたら、僕は彼のやったことこそ批難はするが、彼の正義そのものを否定する気にはなれないのだ。

でもね、正義の対義語がまた別の正義と言われるように、正義=善良って図式がドグマでしかないから、だからこそ、対話が大事で、人の話を聴く事が大切なんだって観点でプーチンの正義に対してアプローチすることが足りていないのではないかとも思う。いや、実際には世界中の頭の良い人がすでにしてるのかもだけど、プーチンだって無意味に人を殺すことを是とはしないだろうし、人を殺してでも為すべき正義があるから彼は決断したんだろう。

擁護する気は毛頭ないけど、僕はまだハゲてはないけどね(笑)でも、ここに、きっと世界の、世の中の矛盾があるのだと思う。

 

僕も、多少なら意に染まない事にも従うことはできるし、そうしなければならない理由があれば、核ミサイルの発射ボタンだって押せる。

 

世界はこんなにも繊細で、脆く、不安定なんだと思う。

 

文化文明の歴史が西暦を起点にしても、それ以外の歴で考えても、数千年の単位で考えて来たことがたぶん矛盾を孕んでいるんだよね。

 

歴史を見れば、ヒトは他社に対して不寛容で、ほんの些細な違いで差別や非人間的な闘争をしてきている。

 

ん〜落ち着く先が見えない(笑)

 

でも、いつかきっと、僕はこの問の答えにたどり着く、と思う。そう思わなければ、年末の最後の日はあまりにも退屈で、僕は僕の生命力をうまく使えない。

 

今年もお世話になりました。

心より感謝申し上げます。