幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

溢れる言葉

もうオジサンだから諦めの気持ちもありつつ、シミ対策をそこそこしている。元々、決してきれいとは言えない肌ではあるのだけれど、同い年位の友達と会うたびに、彼に感じる衰えの殆どが、彼の頬にあるシミの進行具合であることに気付いて以来、僕にとっても他人事ではなくなった。

でさ、対策する上で調べるのよ、原因とか対策方法とか。当然っちゃ当然なんだけど、紫外線だとか再生機能の衰えだとか出てくる訳ですよ。なので、僕は今、外に出るときは日焼け止め塗るし、ケシミンをこないだ買って使って見てる。

効果のある無しは別として、努力しているエビデンスとして、心理的には有効だというのはここで言っておこうと思う。化粧や整形にキリが無いのもわかる気がした。

でね、シミを気にしだして、思い出した事がある。xpという病気。

なんかね、日光にあたることができない病気で、10年近く前に何かのドキュメンタリーで見て知ったのだけれど、小さい子供が、それこそ甥っ子位の3歳、4歳くらいの子がさ、紫外線を含まない青白い電灯の部屋で過ごしている姿が強烈に残っていてさ、病状としては日光を浴びると、一般的にも肌はダメージを受けて、若ければシミになる前に修復されるけど、xpの子達は修復機能に問題があって、シミとかそういう問題ではなくて赤く腫れ、命を落とすほどの影響を受けてしまうらしい。それこそ、太陽に殺されるのだそうだ。

そのことを僕は知っていながらも、スケベ心から少しでも所謂清潔感なるものを得ようと努力しているのだけれど、でも、今日の今日までxpにそんな意味があった事なんて忘れていたのだ。

思うにさ、人の認知領域が増えすぎたのだと思うのよ。そして、あいも変わらず一日が24時間で、認知領域の拡大とハード面って言えば良いのかな?生物としての人の進化が合っていないから、同じ文字列や音で、別の意味を持つ言葉が生まれてしまうのだと思う。

それを経験的に共有できるのが文化だとしたら、そろそろ人間文化ってのが生まれるのではないかと、僕は期待している。