幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

弱者男性

久々に女の子とさしで飲んだ。

隠しきれない下心と、大人の男性たらんとする見栄。その間で感じた、弱者男性としての自覚。

なんかさ、もうさ何がセクハラになるのか分からんので、地雷原を目隠しで歩いているような気分だった。いや、もう他社の人だからセクハラしたところで社会的に抹殺されるようなことは無いとは思うのだけれど、あえて嫌われたくは無いし、辞めた会社の後輩を誘って飲んでくれるなら、少なくとも嫌われてはいない、と思いたい。

大した額ではないけどさ、ご馳走しても、なんか変なこと言ってなかったか?嫌われたりしていないか?ビクついていたように思う。

でも幸いなことに、年取ったなとも思うのだけれども、魅力的な女性ではあるのだけれど、性欲が衰えているおかげか、自分としてはそんなにおかしい事を言ったり、嫌われるような事は言っていないはずなのだけれど、生化学的な地雷を踏んでいて、後程なにか手痛い傷を負ってしまうのではないかと、恐れ慄いている。

ずっと若い頃から、早く性欲が枯れてくれたらなんて思っていた。武田鉄矢だったかな?同じことを思っていたらしくて、中学生の頃は好きだった。でも、なんか今はどうなんだろ?なんか、素直に好きだとは言えない。自分自身もオジサンになって初めて分かる、武田鉄矢に感じる枯れきっていなさを、僕は嫌悪している。

そして同じ嫌悪を、自分自身に感じていると言うこの在り方。

性欲と言うか、欲なのかな?

欲自体は悪いことではないだろうけど、その欲を満たす為に、人がとる行動は、ときに、往々にして、グロテスクだと僕は感じてしまう。

 

美しさは、呪いだと思う。

 

愛を集める事は幸福ではあるのだろうけど、ある種の呪いだとも、思うのだ。