青い春ってなんだ?とかれこれ思い続けて30年近く経つ。
初めて青春って言葉を知ったのはきっと中学生ぐらいで、その時にはなんとなく、若い時間の事だと思っていた。たださ、僕自身は青春ってモノをあまり体験していない、いやしてはいるんだろうけれど、人様に語れる程のエピソードが無い。
15歳から20代前半の時期、僕は恋もしたし、初体験も済ましてはいるけど、じゃぁそれが青春かって言うと、なんか色ボケたガキって感じで違う気がする。
19歳の時にカナダに高飛びしたけど、それも青春かって言われると、そのようでもあり、違うような気もする。
そんなこんなで、未だ青春ってのはどんなことなのかをわからない儘にオジサンになってしまつたのだけれども、オジサンはオジサンって自覚はあるのだけれど、オジサンの風体であることだけは確認できてはいるものの、精神的にはまだまだ子供と言うか、大人であるという自覚が無い。
長い長い前置きを終えて、本筋。
今年も青春18切符を買って、どこかに行こうとしている。去年と違うのは、日帰りでは無く、宿の予約も無しに、ろくな計画も無しに、行けるとこまで行く所存で、出発している。
いい大人なら、宿の予約も、旅行の計画も予め立てて、移動も単に移動でしかないだろう。でも、なんの予定も無ければ、移動中にまずは泊まる場所を探すような旅行はしないだろう。
でも、なんかさ、こういうのって、青春っぽくない?
そう考えるとさ、僕はまだまだ青春真っ只中。
なのかな?