幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

生存コスト ウエルビーイングコスト

僕のスマホのニュースフィードに、「年収1000万世帯が貯金ゼロ」みたいな記事が定期的に配信される。

 

もちろん、って言ってしまうのは悲しいのだけれども、僕の年収はそこまで貰えてはいない。だから、然程興味は無かつたのだけれども、最近フィードされる理由が、「世帯年収1000万」なので、僕が43歳の子供部屋オジサンではなくて、妻帯者で結婚相手が契約社員程度の平均年収を貰えてたら、確かに世帯年収は1000万を越えるからだと気付いた。

 

今の生活で言うと、ローン完済済みの一軒家で子供部屋オジサンだから、月に10万ぽっちしか家に入れてなくて、20万貯金して、残ったお金で節約意識無く生活して、今日の様な母の日みたいなイベント事があると多少やりくりに気をつけるけど、そうでなければ概ね残りは自由に使って、不足することはない。

 

この生活を送るのに、単純計算すると、年収550万(額面)あれば良く、賞与を抜きにして、年間240万の貯金が出来る。

 

僕の年齢で60定年だとして、残り17年、年収550万を維持できたら、4080万円の貯金が出来る。

 

老後の資金が2000万円必要だとして、2080万円は使える。

 

子供一人育てるか、地方都市近郊の一軒家または地方都市の中古マンションくらいの費用だろうか?

 

これがさ、夫婦2人、パワーカップルと言われる人達だとどうなるのか?

 

単純に貯金は2倍にはならなだろうけど、関東近郊の建売4LDKの一軒家くらいは買えるだろう。子供を持つとなると、地方都市になるかもだけれど。

 

と、まぁ色々計算をしてみて思ったのだけれども、果たして僕には地方都市のマンションや一軒家は必要だろうか?そして、今後僕は結婚することなどはあるのだろうか?ってのが、まず決まらないとどうにもならないって事がわかった。

 

今の環境が変わらないのであれば、僕はそこそこ裕福な老後を送れる可能性があるし、何なら単に死ぬまで生きるので良ければ、僕は契約社員でも充分なんではないかと思う。

 

ただね、僕がより良く生きようとするのなら、つまりはさウエルビーイングを意識するならば、契約社員の給与ではとてもとても足りないだろう。

 

そもそも、僕にとってのウエルビーイングとはなにかってところから話をするのが筋なのだろうけど、メンドイので一言で言うと、要するにより多くの選択肢を持つ事だと思う。

 

20代〜30代半ばまで一人暮らしをしていてさ、通勤時間は20分以内って生活を10年近く送っていたのね。その時に感じたことなんだけど、通勤に90分かけてたときは、その時間を読書や音楽を聴く時間にした。通勤時間が20分になると、70分の空き時間ができたのだけど、結局は出勤前にイライラしながらタバコを吸っていた気がする。そして、読書する時間と音楽を聴く時間を喪った。

 

僕には選択肢を得たはずだったのに、いざ本当に自由な時間を与えられると僕は何も選べなかった。英語の勉強や、プログラミングの勉強でもしてりゃ今の僕はまた別の僕になっていたのではないかと思うのだ。でも、それを選択するには僕に英語なりプログラミングなりの必要性を強く感じつつ、それが喜びである必要があるのだと思う。

 

そして、もちろんそれを実行するのにかかるコストの問題もある。

 

僕はお酒が好きで、今や週末にしか、いや、仕事のない日にしか飲まない生活を送っているのだけれど、それ故に、自分用の車やバイクも、そろそろガタの来た自転車も買い替えを躊躇してしまう。どれも買えなくはないし、あれば使うのだけど、お酒を飲む頻度程には使う見込みが今の段階では立たないのだ。

 

実は、今、バイクを買いたいと言う気持ちがある。関東近郊の温泉とか廻りたい。でも、温泉行ったらお酒も飲みたい。そしてこのジレンマは現在のところ解消する手立てが無い。何ならソロキャンプもしてみたいのだけど、お酒の問題は解消出来る一方で、怖がりの僕には独りで真の闇の中で一晩過ごせる覚悟が無い。

 

となると、僕はどう言う選択をすべきか?と、悩むよりは、結局のところ僕がイライラしながらタバコを吸っていたのと、大して変化が無い状態なんだと思う。

 

コストの落とし所について、僕は、僕らはもっと知るべきではないかと思う。

 

あ!違う違う!言いたいのはこれじゃない!

 

あれよ!何かで読んだのだけれど、流行ってのはその特徴を維持するのに一定のコストがかかるものであるって法則があるらしい。

 

つまりはだね、僕らの考えるコスパってのはウエルビーイングとかなり相性が悪いのではないだろうか?って思ったのですよ。