あれ?ちゃんと言ったっけか?
先月、転職しました。もう何度目かな?まぁとにかく、転職したんですよ。
今回はね、なんと!年収で1.7倍!やっと人らしい収入を得るに至りました。もちろん、今までもらっていた額が人らしく無いとは言えないのだけれど、たださ、この5年間の非正規雇用やその前の正社員であれども、年間休日60日の塾の先生やら、バランスの悪い仕事ばかりだったから、額面だけの話では無くて、その生活まで含めて人らしいと表現している。
非正規で働いていた時は、ホワイトな環境だったよ。残業なんて殆ど強制されないし、休日出勤なんて、ツチノコ並のレアさだった。でもさ、一方で、時給換算すると、都内のコンビニバイトと変わらない。一方で、正社員だった塾の先生は、額面で言えば、非正規よりもらっていたげど、暗黙の残業強制や当たり前に行われる休日出勤で時給換算すると都内のコンビニバイトよりも、ヘタすると、、最低賃金以下の労働環境だった。
あ、アレよ?コンビニバイトがどうこうって話じゃないのよ!僕自身も学生時代にコンビニバイトしてたからさ、そこで引き合いに出してます。
時給で、何もかも判断できるもんじゃないけど、でも実際に余暇と余裕資金を手に入れると、それまでの世界観と違う世界が見えて来る。
資金的な制限により、週末の予定を考えることを放棄したり、逆に週末も何もなくて、休日には自分の身体や心のメンテナンスしかできない生活。そら、資金に多少の余裕があって、余暇もあればさ、あ〜したいこ〜したいって未来に対する欲求ってのも出てくるよね。
こんな事を、誰かに理解してもらったり、共感してもらいたいとは思わないのだけど、残念ながら共感してくれてしまう人はそこそこにいるんだろうと思う。
僕は今、確か42歳で、決して若くはないし、友人の多くは子供がいて、その子供が大人になるかって世代さ。そして、幸いな事に、僕はしっかりした両親に育てられて、大学まで出してもらい、カナダに短期留学までさせてもらっている。そして、自分で言ってはいけないのだけど、たぶんスペック表で言えば、決して悪くはないスペックだと思うのだ。それでも、そんな僕でも、と言ったら傲慢極まりないのだけれど、氷河期世代の1例としては随分わかり易い例だろうな、と言う自覚がある。
でもね、本人には氷河期世代かも?って自覚はなくてさ、自分がこんな状況なのは、自分の性格や気性の問題だと思っているのだ。そして、おそらくは、多くの氷河期世代のオジサン達は、そうなんだろうなって想像している。
実感としてさ、氷河期世代だって疑いが出てきたのは、15年前で、でもその時は何やかやで正社員だったし、残業は多くて、でも残業代は全部出て、社会人になって2社目だから、長く続いたけど、前の会社がおかしかったって思っていたのさ。でも、僕の友人関係で言うとさ、彼らの生活と、自分の生活が乖離していて、収入にはあまり差は無かったのだけど、塾の先生程ではないけど、1日12時間拘束は当たり前で、そこでさ、僕は10コくらい上の脂の乗ってるであろう世代の使えなさを嫌って程に見せられてさ、ほんと嫌な想いをしつつ、あれ?もしかして僕ブラック企業に勤めてる?と疑いを持ったし、BPOだったから、プロパーの社員見てて、あ、コレ所属している企業でだいぶ損してない?って思うようになったさ。
ん〜。面倒くさくなって来たぞ(笑)
言いたいのはさ、あれなの。転職したし、幸せだし、僕自身は不満もなくて、希望に満ちているんだけど、自分を客観視したときに、正直言ってどちらの立場も取れて、どちらの立場をとっても誰かに責めたりはしないけど、氷河期って世代だし、どこかに僕ら世代は自分の不満を時代やら世代やらのせいにし過ぎではないか?と言う様な、思いがある。
すっごく失礼な事を言うけど、今、この世界的な困難の時代に、日本の不幸はさ、バブル世代が組織の上部にいることだと思うのだ。
バブルの時代、優秀な人はきっと在野の企業に行ったろうと思うのだ。悪いけど、今の上級官僚はどっちかだと思うのだけど、相当優秀で意欲のある人か、意欲は無く仕方なく官僚になったそれ程優秀でない人が多いのだろうなって。
だからさ、なんか今のオリンピックのあれこれも、僕はさもありなん、と思っていてさ。もっとうまくやれるはずなのに、二流、三流の対応でしかなくて、失敗しないことを求める事がそもそも論で失敗なんだとわからない人が運営しているんだとおもうのだよ。
あれ?何の話だったっけ?
いい感じに、酔ったので、この辺で。
あ、あれね、僕が、駄目なのは世代のせいじゃない。僕が、駄目なんだよ(笑)