幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

人類滅亡のお知らせ

父がステージ4の癌と判明した。

 

僕も、もう41。いつかは、とは思っていたものの、いざ現実に発生してみると、思いの外、ショックは大きく、しばらくは思考が止まった。いや、逆かな?思考し過ぎて言葉にならなかった。

 

齢41。未だ独身。世間で言う子供部屋オジサン。

 

僕は僕なりに楽しく幸せに生きて来たつもりだけど、死にゆく父が願った僕の人生とは乖離してるのは確かだ。

 

ごめんね、でも、僕はこれで幸せなんだ。

もちろん、今には満足しちゃいない。でも、僕は、もし、転生できるのなら、僕はまたあなたの息子として産まれたい。

 

そして、いつの日か、いつかの輪廻ではあなたに僕が受けた恩を返しきって、僕は無に還りたい。

 

でもきっと叶わないんだろな。

 

今生でも、僕はあなたに頼り過ぎた。

 

正直言って、迷惑この上無いんだよ。

生きてりゃさ、負債しか産まれない関係が、きっと親子なんだろう。そう思わなければ、そう納得しなけりゃ、僕は将門同等の怨念になるしかないのだ。

 

なんなんだよ、クソ、人はいつか死ぬ。

 

でも、誰しもそのことに目を背けて生きている。

 

知識として、分かっている事。それと、実際の自分の身に起きる事。その乖離。それはきっと、実際に起きてみなけりゃわからない。

 

斜めに構えてさ、余裕に振る事も出来なくはないさ。実際、未だ僕はリアルな生活に根差す仲間には、ひと言も告げられずにいる。

 

でも、僕は永遠の責苦についても想像しちゃうんだ。父に対して果たせなかった恩返し。あと父が1000年生きたとして返せるかわからない恩。そんなものを抱えて僕はがあと何十年か生きていく。

 

もしかしたら、今の人類のルールはこう言う事なんだろな。

 

正直ダルイ。

でも、理解出来なくは無い。

だから、僕はきっと、父に嘘つかずに、彼が望み、僕が望む幸せに、貪欲になろうと思う。

 

あーごめんね、僕はきっと僕がやりたいようにしか生きられない。

 

僕が、

楽しくない世界なら、

滅びてしまえば良いと思う

 

どこまで本気か、自分でもわからないのだけれどもね。