幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

公平と平等と民主主義、資本主義

また大きなタイトルつけちゃったけど、内容は至って卑近なこと。要は、僕らがどうしたら、ストレス少なく、生きて行けるかと言うことを書きたいと思うのだ。

 

民主主義と言うのが、大衆迎合の多数決ルールに置き換わり、小さき声に耳を傾け、嘲笑こそすれ、重んじなくなっている昨今。ポピュリズムと言うのが、衆愚政治から名を変えて、世界を支配している昨今。

僕らはどう生きたら幸せになれるのだろうか?

答えは、簡単だ。最大公約数的な薄っぺらさに自分を鍛えてゆけば良いのだ。

 

googleさんがレコメンドして来るものをありがたがり、アマゾンが送って来るメールに従って物を買えば良い。iTunesのヒットソングを抑えて、ネットフリックスのランキングを網羅して、満足出来たならあなたはきっと幸せな世界に住んでいるんだと思う。

 

その昔さ、僕は生物の授業で感動した知識がある。浸透圧と言う奴だ。

 

浸透圧って要するに、細胞壁のうちと外で、水分の濃度を調整する機構なんだけど、エントロピーの法則とかとも関係して、要するに、境目を超えて、共通する要素が、数値の上では均衡する様な仕組み。

例えば、内側には塩水、外側では、あくまでも例だけど、砂糖水があったとする。そしてそのあいだの膜は砂糖や塩は通さない。すると、水分の量を調整して内と外の濃度か質量だかを均衡させる機構だと、僕は覚えているのだけど、違うかな?

ま、そういうものだとしてさ、僕らの生きている社会もなんか平等ってもんが、もてはやされていませんか?

 

会社の役職付きは、基本給が高いけど、残業代がつかなかったり。所得の多い人は、貧乏な僕より、税金を多く収めたり(僕は収入の割にタバコも酒もやる為、多く税金を収めているが。うん、平等たね!)浸透圧のように、何か異質な物を使って彼我の差を調整しているように思える。

 

善悪とか美醜とか、わかり易い対立の概念がさ、何を善として何を悪とするか、何を美として何を醜とするかによって途端に曖昧になるように、本来ならは異質な物を使って何かを平等に調整しようなんてこと自体に無理がある。

 

結局のところ社会主義は、ある特定の人々が思い描く社会のあるべき姿に帰結しようとして、民主主義は個々の好みや思想を否定はしないが、何も決めず、必要に応じてその時にでかい声を出したヤツに従う主義なんだと思う。

 

んでさ、僕ら人間も、そこそこ歴史を持って、過去の蓄積から何かを学んだはずなのにさ、相変わらず幸せにはなれていないのではないかな?

 

いや、今の世界でも十分過ぎるくらいに幸せなんだろう。だって僕はこうして、この12月に、凍えることも飢える事もなくこんなふうに、自分の言いたいことを酒飲みながら世間に公開出来ているのだから。

 

そろそろ目的地1に着くので、そろそろ強引に纏めるが。今の世の中って経済の量的な尺度で異質な価値観をまとめようとしているから、きっと矛盾が生まれていて、その矛盾の解消に最も効率的な、異物排除の方法論で臨んでいるからおかしいのだと、僕は思うのだ。

 

もうちょい酔わずにいられたらまた書くから、年末の挨拶はまたに。

 

ではね。