目の前にさ、美味しそうなもんがあるとすんじゃん?
んで、食べたいって思うじゃん?
多分ここまでは、「目の前にあるもんが何であるかを除き」万人に共通する、不可避な感情なのだと思うんだ。
要はその後の行動の違いなんだろうね。
目先の美味しいものを選び太る人。
先々を考えて、血の滲む様な強い意志で、我慢する人。
きっと正解はない。
でも、それでも比較しなくちゃいけなくて、直接は聞いたことも感じたことも、理解することも出来ないそれらしい数字に僕らは踊らされてさ、結局のところ、誰もが本当に欲しいものは手に入らない世界に生きているんじゃない?