感情でものを言うよ。
今すぐウクライナからありとあらゆる銃弾が無くなれば良いと思う。
あのね。ちょい前から色々思うことはあったのだけれど、でもさ、それをダダ流しにして良いとも思えなかったし、自分自身でも矛盾してるのを自覚できたからさ、だからモノを言わずにいたのだけれど。
感情でモノを言うよ。
怖い。
時差にして7時間位はあるのかな?朝起きてライブカム見るとまだキエフは真っ暗で、ゲスな僕はどこかに閃光なんかが見えやしないかって、少し期待をしてしまっている。
でもね、映し出される映像はなんか日常そのもので、車も通れば人も歩いている。それがさ、ある時を境に車の数や人の姿は少なくなった。
馬鹿な事を言うよ。
僕一人が生き残るのはさほど困難ではないと思っている。あの、物理的と言うか生物的にね。長野や群馬の山奥に潜んで暮らす事はできると思う。
でも、僕が大事にしている父や母も含めてとなると途端に難易度が高くなる。
末期ガンの父は、放っておいたらきっと半年も持たないだろうし、母だって、中学生の頃まで腕相撲で勝てなかった母だけれど、今や僕に敵うはずもなく、愛の深い人だからキエフの様な状態になれば、父と共に文明のある世界に残る事を選択するだろう。
だとすると、僕が長野やら群馬の山林に潜んでいる理由もなくなるのだ。
正直わからない。中国の強権的な世界に生きたことがないからさ。僕が山林に潜もうと計画するのも、所詮は感情的な判断だ。日本って国はさ僕が困った時に助けてはくれなかったけど、嫌いじゃないし、中国に比べてどっちが制限の多い世界かなんて僕にはわからないのだけど、僕の知る限り、日本以上に本音と建前、政治家って言うか権力者が腐っているイメージも、理屈もある。
イヤね、理屈の部分は結構怪しいっちゃ怪しいのだけれど、でも、もし僕が中国のそこそこ偉い人なら腐る自信がある。
だってさ、あんなに人の命が安い国もないぜ?
21世紀の今、GDPで世界2位の国でさ、首に鎖着けた女の人が見つかってる。
そこに支配されるのは不幸でしかなくないか?
ましてやさ、南京やら色々と恨み買ってる訳じゃない?まともに扱われる自信はこれっぽっちも出てきやしない。
この感情に則って考えるとさ、プーチンの気持ちもほんの少しわかるよね。経済的にも、軍事的にも、真っ向勝負したらさ勝ち筋なんて無い。でもさ、認めたくない価値観があって、それとの闘争の中でさ、延命治療と言うか、まだ見ぬ未来に期待をかけて、今、この時に攻め込まなくてはならなかった事情。
それには僕は理解を示すことが出来はするんだよね。
でもね。それでもね。まさか攻めてこないだろうと思って、不安ながらに日常生活を送っていたキエフの市民たちの慌てようを見たら他人事では無いよね。
僕は、きっと両親が死んだら荊軻になる。
習近平だか、その後釜だかはわからないけれども、両親が、例え自然死だったとしても、その時に僕にとって生きる意味がなければ、荊軻になる。
まぁ、甥っ子いるからその可能性は極めて低いのだけれど、でもね、結局の所、戦争やら闘争やらの根源はここにあるのだと思うのだよ。
身近な人が、不条理な死を迎えないこと。それがきっと、僕らが生きている世界では大事な事ではないのかな?
で、世界から文句言われたら、え?ロシアさんの理屈では問題ないんじやないんすか?とか言って、しれっと言えば良くない?
って言うか、そんなもんなんじゃないの?