幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

SNSの功罪

若い命が喪われた事は悲しくて、2度と起きてはならない事だとは思う。著名人がこぞって、意見を述べて、賛否はいろいろあるのだろうけど、世論が作られつつあるのも、決して悪い事ではないと思う。

 

そうなのだけど、なんか引っかかる。

 

まず、SNSでの誹謗中傷が元で命を落としたのは彼女が初めてでは無いだろうし、今までに無名の、それこそもっと若い世代での自死はあったろうに。

 

次に、SNSの問題点ばかりが取り沙汰される点。

 

僕は殆ど、SNSを使わない。アカウントはあるんだけど、面倒くさくて使えていないのだ。でも誰かに批判されたり、中傷されたりすれば傷つくし、悲しい。

 

要は、SNSは手段でしかなくて、かつて2ch便所の落書きと言われた事と大差は無いのでは無いだろうか?

 

それよりも、人を死に追い込む様な言葉を吐ける様な、そんな人々の感覚こそ問題視すべきだと、僕は思うのだ。

 

何年、何百年、人はこんなことをしているのだろうか?

 

退屈しのぎの悪意が人の命を奪うってのはさ、古来からあったことだろうよ。でも、現代はそれがあまりにも安易に発生しちゃうんだよね。でもさ、だからといって、トランプみたいなヤツが規制するのは違くないか?

 

それこそ、殺人に使われた包丁を規制するようなもので、ナンセンスだと、僕は思うのだよ。

 

トランプが大統領になったのも、芸能人の不幸をネタに稼ごうとするような輩が出ているのも、原因は同じ気がする。

 

金が力を持ちすぎだ。

 

非効率、不合理でもさ、人が人として生きるにはもっと本質的な事に目を向けるべきだろう。金箔の載った食べ物は決して美味では無いように、質を量に転換する働きこそが問題なんだと思うよ。