日本という国は、その歴史を見ても、比較的平和な歴史を持っている、と思う。
先の大戦から70余年、戦争放棄の憲法は維持され、平和は維持されている、ように見える。戦時中に比較して、交通事故死や、自死、不審死を合計しても、きっときっと死者の数は少ないはずである。
近い将来に、武力を伴う戦争はこの世の中から消える、なんてことはないのだろうが、もしそうなるなら日本という国はその魁として、十分な存在感を得るだろ。だがしかし、だ、きっとそうはならず、根拠のない平和主義は笑い話になるのかも知れない。
なんでまたこんな硬派なことを書き始めたかと言うとだ、朝鮮学校の高校無償化訴訟の判決とその報道のされ方について疑問を持ったからだ。
産経新聞さんの見出しだからある程度、差し引いて考えなければいけないのだろうけれど「朝鮮人をなめるな」という見出しに僕は目を疑ったのだ。
どこの国が自分の国に敵対的な思想を教え込む学校の授業料を血税で負担する国があると思っているのだろうか?
これでもかつては、教育業界に身を置いた僕ではあるから、人種や思想信条によらず、教育を受ける権利や義務はより強化されるべきだとは思うのだけれども、自国を貶めようとする教育に金を出すなんてありえない。
更に僕が問題だと思うのは、こんだけ北朝鮮問題が大きくなってるこの時期に、どこぞのおばさんが不倫したってニュースのがニュースバリューが高く扱われていることだ。
僕は何も朝鮮の人を嫌いなわけではない。むしろ叶うなら隣人として仲良くすべきだと思っているくらいだ。しかし、だ、今回の報道を見てしまうと、きっと民族として、対面したら僕らは分かり合える気がしないのだ。
多分、個人同士のつながりや対面であればきっと分かり合える。でもどこかに少しでも民族的な要素が含まれたらかの民族とは分かり合えない。
かの国の歴史には同情もするし、日本民族が犯した罪には反省もする。しかしだ、日本人なめんなよ。
おとなしく頭下げてりゃいい気になりやがって、また攻め込むぞ?
くらい思っても良いのではないかと思うのだよ。
って思うような日本人がいる限りきっと日本の平和憲法も、世界の恒久平和も夢のまた夢だろう。
じゃどうすりゃ良いのって話だけど、多分きっと世界が精神的に豊かになればいいと思うのだ。
僕個人に限って言えば、多分僕が食べすぎてしまうときは、食欲ではなく他の欲求が満たされず、食欲でそれを補おうとしているんだと思う。