FROM FF9 ジタン・トライバル
名言ですよね。
説明もいらないくらい。
でも、これが名言と言われてしまう程に、普段の生活では「理由」が必要になってるんでしょうね。悲しいことですけど、仕方ありません。他人を助けられるほどの余裕を持っている人なんてそんなに多くはないんですから。でも、咄嗟のときにこれができるかどうかって大事だと思います。
君子危うきに近寄らず。
それも一つの賢い生き方かも知れません。
でも、助けるべきだと思った上で、それができなかったとき、その後悔は一生ついて回ります。ほんの些細なことでも。それを罪と抱えてしまうかもしれません。
だったら、危うきでもなんでも飛び込んでいった方がいい。
電車内でうずくまっている人を見て、誰も声かけない状態にイラついて。で、結局自分で声かけてみたら単なる泥酔者だったりって経験しても、同じ状況だったらきっと僕は同じように声をかけてしまう。
でも、街中で明らかに暴力事件に発展しそうな諍いを目にして仲介したりすることはできるかな?20代のころだったらたぶんしてた。今はもうブヨブヨの身体に自信なくてできるかどうかわからない。でも、きっとしちゃうんだろうな。
どんな時でも理由を必要とせず助けられる基準を、つまりはたぶん格律を僕はまだ持ち得てないのかも知れません。
助ける対象を選別するなんてことは考え始めると反吐がでる。