思考が言葉から成るというのは、意識はせずとも理解しやすいと思う。
マザー・テレサの名言、言葉に気をつけなさい〜というのも凄く腑に落ちる。
僕は英語ができないけれど、全く知らないわからないわけじゃないし、むしろ、このポイントでわからないって言えるのだけれども、英語と日本語は完全に翻訳できるものではないと思うのだ。
クオリアの問題とも言えるのだろうけど、藍色とインディゴは同じ色なのだろうか？
それとは若干違いがあるけれども、「負けたくない」というのと「勝ちたい」というのは、一見同じ結果を求めているようで、全く違う。「負けたくない」には「勝たなくても良い」が含まれていて、「勝ちたい」には勝ち以外を求めていない。この差は、僅差のように見えて、大きい。同じ理屈で「勝ちたい」と「勝つ」は違う。願望と意図の違い。そしてオモシロイことに、意図は願望を内包する。意図を実行して、それが阻害された時、意図を取り下げるかどうかは内包している願望の強度に依る。意図が阻害された経験が積み重なると、意図はやがて願望の様相を強くしていく。
そして、意図することが少なくなって来た時、願望が多くなり、その願望は習慣的に「◯◯したい」という言葉になって、思考が作られる。
そして、マザー・テレサの金言に従うと、やがてそれは運命となる。
僕は運命に翻弄されていると思っていたけれど、それは僕の言葉の使い方の問題だったのかも知れない。
なので、僕は世界を愛そうと思う。
