恋愛について語れるほどに成功はしていない。
いや、むしろ失敗ばかりだ。
でもそんな僕だからこそ語れる知恵がある!
と切り出してみたものの、正直心の痛いエントリになります。
チクチクしてます。しかし、書き始めちゃったんで勢いで行きます!
1.この道に入らんと欲するならば一切のロマンティックは捨てよ
恋愛ってロマンティックなもんじゃないです。世の中の経済活動と一緒で、等価交換の原則が成り立ちます。しかしながら、現実経済でも同じことですが、それぞれに価値観が違いますから、時として”等価”と感じられなくなるものです。そしてその経済的な不均衡が結局のところ二人の関係を壊します。しかも、この経済でやりとりされるのはお金ではなく、時間です。時間に余裕のある人同士だったらいいんでしょうけど、社会人などになって時間にいつも不足を感じている人にとっては、時間こそ一番のコストになると思います。時には一人でいたいと思うこともあるでしょうけど、自分の「相手と一緒にいたい」と言う想いとの天秤によってどちらの選択肢を取るのかは、互いに与えられた自由なのです。それを「義務」的にしてしまうことは無理を生み、恋愛関係における無理は互いへの想いへ影響してきます。
恋人との時間を充実させる方法
愛情表現のバリエーションを身に付ける
特に若い女性には多いかもしれません、パートナーに対して「この人、身体が目的なの?」って疑ってしまうこと。僕は男性なので、男性側の「言い訳」をします。愛情表現を知らないのです。
これは、その生々しいお話で大変恐縮なのですが・・・その手の話が苦手な方は次の太文字部分まで飛ばしてください。僕の仕事は基本午後出勤なものですから、午前中は時間が取りやすかったんです。なので、相手も時間が比較的自由になる子だったのでデートっていうか会うのはいつも午前中に僕の部屋でした。ただ二人一緒にテレビを見たりするだけで良かったのですが、まぁ、ほら、ね?そう言うこともするんです。週に1回程度でそんなことをしていました。僕の側からしたら、それは「愛情表現」だったのですが・・・そんな愛情表現よりももっといい方法があるんですよね。
なかなか休みの取れない僕が珍しく一日オフって日を作れて珍しく外へデートしに行きました。一日中手を繋いで歩き、美味しいものを食べ、たくさん素敵な笑顔を見せてもらいました。そして、その夜に・・・まぁ全然違うんですよね。それに驚いた僕は直接聞いてみました。なぜこんなにも違うのかって。
そしてその答えが
「今日一日一緒にいて、本当に愛してくれてるんだってわかったから」でした。
男性諸君!これです。ただ手を繋いでいるだけでもいいんです。そんなんで愛情が伝わるんです。女性にも言いたい!男なんてサルなんです、愛情表現の手段なんてそう多くは知りません。男性にリードしてもらいたいって思うのは構いませんが、自分がしてもらいたいことはハッキリ言葉にして言ってあげてください。あと、自分がどんなことで愛を感じられるかを互いにいろいろ試してみるのは重要です。
思い込みを捨てよ、コミュニケーションを濃密に
思い込みが何よりも最悪の恋愛崩壊因子です。自分の意図とは別に愛する人を不快にさせていたり、愛する人を悲しませてしまうことは、ままあることですから。相手の表情や反応に注意することは当然ですが、言葉をちゃんと伝えましょう。「わからない」ことは恥ずべきことではありません。掛け違えたボタンは瞬く間に取り返しのつかないことになりますので、特に若い方は注意が必要かと思います。
2.相手を愛せ
基本的なことですが、僕のような恋愛中毒者と言うか恋愛べたは時に恋愛している自分に酔ってしまいます。それってつまりは恋愛している自分素敵って状態なので、独りよがりの恋愛に陥りがちです。相手あってこその恋愛ですからね。その傾向にある人は次の質問でチェックしてみましょう。
□相手の命がかかっていたら喜んで自分の命を差し出せる
□相手が我侭だと思っても喜んで聞いてあげられる
□「仕事と私どっちが大事なの?」と言う質問をしたことがある(されたことがある)
□待ち合わせの時間に遅れてきても相手に何も言わない
□恋愛には自己犠牲がつきものだと思っている
2つ以上YESって答えた人は危ないです。報われない恋の経験が多くありませんか?恋愛は自分を愛することではなく、相手を愛することです。相手が愛してくれている自分自身が楽しめなくて、相手が喜ぶと思いますか?自分の「好き」と言う気持ちを相手に押し付けているだけかもしれません。
3.愛されている自分を愛せ
これすごく大事なことです。僕の人生の直らない後悔。
別れ際に言われたことがあるんです。
「私の好きな人を、私の好きな人が悪く言うのを聞くのが辛かった」と。
愛されている自分に自信を持ちましょう。
愛されている自信がないのなら、今すぐ分かれたほうがいいです。
心理学的なテクニックや相対的な効果を使って恋の強さをコントロールすることはできても、本当に長く付き合いたいなら、今のあなたを愛してくれる人とお付き合いされた方がいいでしょう。最初から愛せる人なんてそうはいませんが、自分が愛しているのと同じレベルで相手が自分を愛してくれているのであれば、徐々にその愛の深さを深めてゆけばいいんだと思います。ここで、大事になるのはさっきの説明した「愛情表現の多様性」です。人によって愛情表現は様々です。そしてさらにめんどくさいことに、価値観と言うものは相対的なものなのです。例えば、年収2000万の人があなたにくれる1万円のプレゼントの価値と年収200万の人があなたにくれる1万円のプレゼントの価値は同じでしょうか?
4.まとめ
恋愛とはプロセスを楽しむことだと思います。
具体的な方法やテクニックなんて僕には語れませんが、今まで本当にたくさんの失敗を経験してみて、わかったのはこんなところです。よく、恋愛のゴールを結婚に設定してしまう人がいますが、それも間違いだと思います。その後の結婚生活が苦痛にしかならないですよ?結婚はあくまで恋愛のチェックポイントだと思います。
と、もうアラフォーだと言うのに未だ独身のおっさんが言ってみた。
あ~誰か愛してw