すごく好きなんですよピエール瀧さん。
電気グルーブのピエール瀧として初めてその存在を知ったのですが、最初は彼が何者かわからなかった。
一応、解説しておくと電気グルーブというのはですね、なんとテクノバンドでミュージシャングループなのです!って知ってるかな。たぶん、僕と同じ年くらいの人なら知っていると思うんだけど、コミックバンドではなく本気のバンド・・・だと思う。
FUJIROCK 2012 電気グルーヴ 富士山 DENKI GROOVE L
DJではないんですよねぇ。楽器を担当しているわけでもなく、作曲をするわけでもない。正直言って、音楽的にはたぶん必要ないんですよね。でも、電気グルーブにはこの人が必要なのです。ピエール瀧っていう役割が。
人ってそれぞれ役割あるじゃないですか?
家庭ではお父さんだったりお母さんだったり、会社で上司だったり部下だったり。子供だって親の前と友達の前では違うでしょ?みんなそれぞれの場所でそれぞれに役割を演じているんです。
僕らってなんかそんな役割に当てはまろうってしちゃいません?
いい父親やいい母親、いい上司にいい部下、いい子でいい友達。誰かに期待された役割を演じようとどんどん自分をすり減らしちゃったりしていませんか?
ピエール瀧って人はバンドの中で、ピエール瀧って役割をつくちゃった人だと思うんです。ギターでもキーボードでもなく、DJでもボーカルでもない、ピエール瀧って言う役割。すごいよね。
僕も僕って生き方をしたい。
でもきっとそのためには人を本当に愛せるようにならないとダメなんだろうなぁ。役割ではなく、その人そのものをね。そうでなかったら、自分自身も役割を演じちゃうからね。
電気グルーヴ - ピエール瀧の体操42歳 - YouTube
でも、こういうのをしたいってのとは違うからねw