幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

お盆

実のところ、僕はお盆の期間がわからない。

毎年なんとなく、これくらいの時期にお盆って言って休んでいる記憶があるけど、厳密に何日から何日までって言うのがわからない。

 

彼岸にいる親族が帰って来る期間。本来なら彼岸の誰かを想い過ごす期間なんだろうけど、彼岸は遠くなって、働き過ぎの日本人を休ませる口実になっている。

 

彼岸って表現に見るように、きっと僕らが考える死後の世界と昔考えられた死後の世界の間にはかなりの差異があるのだろう。川を隔てて向こう岸。昔はきっと、一方通行ではあったのは変わらないけど、もっと身近な存在だったのだろう。

 

人の想像力が生み出した世界、空想の産物、実在しない世界。それを身近に感じ、もしかしたら当時から休む口実だったのかもしれないけど、彼岸にいる変わりようのない絶対的に固定されてしまう存在を思うことで、普段の相対的に変化する現世での関係性を見直す契機でもあったんじゃないだろうか?