読書は好きよ。知らない知識を得られるのはスリリングだし、何より自分が興味あることに自分のペースで付き合えるってのは読書の醍醐味だよね。これ相手が人だとなかなか自分勝手にはならないからさ。
でも、読書が絶対的な善であるとは言えないというお話。
言うまでも無く読書はどんなものであるにせよ、創作であれ事実であれ、ハウトゥであれなんでも、他人の経験を追体験することに他ならない。もちろんそこから得られる知識や経験は豊富なものとなるかもしれないけど、本から香るのは紙とインクの匂いだけだからね。
下品な例で申し訳ないけど、男性諸君なら経験がおありではないだろうか?昔、印刷の荒いエロ本を凝視してドットが見えてゲンナリしたご経験が。
本はやっぱりあくまで他人の経験を不完全に追体験するもの。そこに想像力を働かせて現実以上のリアルを感じることもできるけど、それはもしかしたら老人たちの仕事かもしれない。
若い子達は本から顔をあげて是非目の前に広がる世界を感じて欲しい。
と、本日引きこもって本読んでたら思った。