電車に乗っている。
ほんの4年前までは、当たり前の事で、塾の先生をしていた、8年間とその前4年間は電車こそ乗らなかったけど、オフィスなり、教室に勤務していたから、人生のうち9割は平日の朝の時間に電車に乗っていることになる。
高校時代から24歳までは、MDプレイヤーから伸びたイヤホンしつつ文庫本を読んで、大体文庫本なら往復で読み終わっていた。
その十年後、ワイヤレスイヤホンをし、スマホの画面で本を読んでいる。
本質的にはやっていることは同じだし、電車に乗っている時間も変わらない。ただ、読む本は小説から実用書に、音楽からポッドキャストに変わった。
読む本が変わったからか読書スピードは大幅に落ちて、下手すると読み終わるのに1月くらいかかる。
そして今や在宅勤務になると、ポッドキャストを聴くのは朝、夜の散歩、読書は寝る前に少し。
そして、電車内での読書の習慣が無くなってしまった。
で、今何をしているかというと、コレを書いている。
何を書きたいということではない。いや、書きたいことはたくさんあるのだけれど、書き終えるだけの時間ではないし、じゃ時間に合わせて内容を考えれば良いのだけど、それにぴったりなテーマが無い。
と、ここまで書いてやっと赤羽だ。
多分、条件反射なんだろうね。だから、終わりのイメージ、要するに結論がなく始めてしまったがゆえの状態だね。
でも、人生もそんなもんだよね。産まれた時には結論は決まって無いし、いや決まってはいるのだろうけど、そこに至る過程が人生なんだろうね。
さぁ仕事だ。