僕は、たった今、かつて女優業をされていた宝生舞さんを調べていた。
あまり芸能人とか興味の無い僕だけれど、あの強い目には惹かれていた。
実は、そんなことはどうでも良くて、書きたいのは、どうやって、宝生舞さんを今更調べるに至ったかを書きたいのだ。
今日も、いつもの休日と変わらず、酒を飲みつつ、電車に乗っている。いや、違うな、酒を飲むために電車に乗っている。
どんよりした空に、自然と目線は近場を泳ぎ、普段はあまり意識しない、田舎の街並みに意識が集まる。
目に入った、「ポルポル」と言う看板。焼肉屋さんらしい。あ〜そう言えば、ホロライブの尾丸ポルカって名前は秀逸だなと思った。語感が良い。
思えば、ホロライブのメンバーの名前は何かしらの工夫がされている様に思う。
有りそうて無さそうな、あったとしてもレアな苗字と日本語名ではキラキラネームと言われそうな名前の組合せ。
反証の為に思いつく名前をあげて見る。
雪花ラミィ、兎田ぺこら、ん〜反証にはならない。
獅子白ぼたん、桃鈴ねね、微妙な感じ。
不知火フレア、宝生マリン、ん?宝生ってどっかで聞いたな?あ、そうか!宝生舞か!
ここで、宝生ってどんな理屈で付けたか考える。あ〜目か!中の人って言われている配信者さんの目を思い出す。結構、力のある目をしていた。なるほど!その繋がりなのかもしれない。
で、宝生舞さんを調べていてさ、調べているうちに、あれ?なんで調べているのだろう?って疑問に思い、そして、この連想に面白味を感じて、この文章を書き始める。
この一連の連想の辿り着く場所は、もしかしたら人類の真理になるかも知れないし、なんてことない結果、なんかムラムラするだけの結果に繋がるかも知れない。でも、そのきっかけは、30分で1リットルのビールを飲みつつ考えた、って言うとアレだけど、連想した諸々の言葉達の思考と言うにはあまりにも薄い、印象であって、始まりの時には人類の真理なんて求めてはいなかったし、ムラムラもしていなかった。
結局のところ、僕らは自分の行動こそ自由になるけど、思考は、自由にならない。方向性や、思いつきやすい環境を志向することは出来ても、欲しい思考の結果を、僕らは決して得られない。
たまたま、そう信じるに足る思考に行き着いたとしても、それはきっと限り無く必然に近い偶然でしかない。
流れ星に願いを3回唱えるには、常に繰り返し願いを最小言語にまで昇華して唱えてなければならない。
いや、ホント、自分の思考すらままならないというのに、僕らはあたかも自分をコントロールできているかの様に振る舞うのだろうね?