ふぅ。なんとか昨年よりは早く書くことが出来そうだ。
あけましておめでとうございます。
さてさて、今年に入ってようやく1週間が経とうとしているのだが、近年稀に見る濃い年明けになったのではないだろうか。悪い意味で。
相変わらずのコロナは、まぁ当然として、アメリカの議会占拠と本当に信じられないことが起きてしまった。
右か左かと問われると、僕はどちらかと言うと右曲がり・・・と新年早々に下ネタと取られかねない発言をしつつ、続けよう。
それが成立するのかはわからないけど、僕は自分自身をリベラルな愛国者だと思っている。
だから?しかし?どういう接続詞を使って良いものか迷うのだが、とにかくアメリカの議会に暴徒が押し入ったことに、結構大きなショックを受けている。
正直な話、第一報を聞いた時には、自分の耳を疑い、柄にもなく陰謀なんじゃないかとさえ思った。トランプも、その支持者だって流石にそこまで馬鹿じゃないだろ?そう思ったのだ。
でも、どうやら馬鹿だったみたいだ。
TIAって言葉がある。This is Africaの略らしいけど、内戦やら腐敗した政治、社会に自重気味にアフリカの人たちが言うらしい。「これがアフリカさ」みたいな感じなのかな?
しばらくしたら、TIAはThis is Americaの略になってしまうのではないだろうか。
力で現状を変えようなんてのは、愚の骨頂だと、僕は思うのだ。
アメリカに限らずなんだろうけど、結局、暴力やら力でものを言わせてしまえば、言葉や法律なんて空々しくなってしまい、その暴力が例え、正義の名の元に行使されたものであっても、人間が積み上げてきた暴力に依らない問題解決方法がひどく迂遠で白々しいものになってしまう。
そうならないために、ガンジーは非暴力を訴え、世界はガンジーを賞賛したのではなかったか?
でも、現実は力こそパワーっていうか、暴力に限らず何かしらの力によって支配・被支配が決まってしまっている。
その原因は、資本主義経済にあると僕は思っていて、Money is powerってのが、変幻自在なマネーの性質により「力 is powe」って現実に繋がっていると思うのだ。
でも、本来の民主主義って違かったんじゃないかと思うんだよね。
小さき声にも耳を傾けるってのが大事なんじゃないだろうか?
あれれ?なんか、日本の共産主義の党と同じことを言っている?
高度に発達した資本主義社会は、社会主義あるいは全体主義に似ると言われていたと思う。実際、20年くらい前の日本は1億総中流とかってどんだけ頑張っても、人並み以上には豊かになれない不思議な社会だったけど、今より豊かだったような気がする。
それでも、今よりもっと真剣に民主主義していた気がする。今のは単なる衆愚政治だ。
民主主義の卸元であるアメリカでも、衆愚政治は変わらず、むしろそのキングたるトランプによる4年間が経過して、ようやく民主主義への回帰が始まるかと思った矢先、起こった議会への暴力による侵攻は、もはやアメリカが民主主義国ではなくなったことを意味しているのではないだろうか。
世界はきっと混乱する。
そして、僕はそんな世界を楽しめるようになろうと思う。
悲観してはダメだ。