幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

性物多様性の話

まずはこちらのエントリを。

※すみません。脱線するの、引き継がせていただきます!

顔が近い飛崎くんの話 - ←ズイショ→

引用させていただきまっす!

2015/06/02 16:46

 今日ね、こちらのエントリを読んでずっと考えてたの。

昔、僕のお尻を2年間も触りつづけたガチゲイの同僚の事を。

 

気のいい奴だった。

パッと見は、そこそこのイケメンだったと思う。

いわゆる細マッチョ体型で、爽やかな印象。

普通に座っているときは、バリッと仕事できそうな雰囲気を醸し出していて、実際仕事もそこそこできた子だった。(って当時も年上だったけど、一応僕のが先輩だった)

ただね。

ただ

歩くとすごい内股。

話すと、なぜかおネエ言葉。

あれです、半沢直樹の黒崎さんみたいな感じ。

当然、カミングアウトしてた。ゲイだって。

で、僕のお尻を2年間触り続けた男。

 

でも、生理的な嫌悪ってのは抱かなかったんだよねぇ。

いや、彼のしたことを決して喜んでいたわけではないんです。

正直言って、性的な目で見られていたとしたら気持ち悪いし、でも実際にはそんなことは感じず、不愉快・・・ではなかったんだよね。

 

そこに性的な何かを感じていたのであれば、もちろん悪意を抱くほどに気持ち悪いことをされていたと思うのだけど、基本的に同じ男性って言う先入観もあり、彼の触り方も決して、そのなんて言うかヤラシサを感じさせる類のものではなかったからなのだろうか?

でも、これってもし男性と女性で発生していたら完全にセクハラ事案ですよね。

結局、なぜか僕がいろいろ注意され

さらに僕にまでゲイ疑惑が降りかかり

お陰様で彼との変な噂まで立てられたと言うお土産までついた。

 

で、結局、僕の身の潔白は証明され、彼は退職に追い込まれてしまったのだけど・・・でも、そこまでする必要があったのかなぁってのを思い出していたのです。

そのときの彼が退職に追い込まれるまでの経緯を思い出して、結局のところあれって彼に「その気」があって触っていたのではなくて、単に「飛崎君」のようにパーソナルスペースが他人の領域を侵犯していただけなのではないかと思い出したのです。

「たられば」の話なのですけど、もし彼がゲイであることをカミングアウトしていなかったらこの件ってのはどうなってのだろうか?

やっぱり「変な人」として扱われて、やがてゲイであると噂されて、結局のところやはり退職に追い込まれていたのかな?

なんかね、僕は特にゲイの人に嫌悪感を抱いたりはしないし「そんな人もいるよね」って思えるの。でも、もしかしたらそんな僕の態度が彼らのようなマイノリティには「受け入れられた」感を感じて、性の対象としてではなく親愛の情で必要以上に近づき過ぎてしまったのではないかと思うの。

これってなんかね、小さい男の子がお母さんと一緒に女湯に入って行くのと同じようなものだと思うんですよね。

性の対象と見られているかどうかを判断するって点でね。

で、性ってのはとってもパーソナルなものじゃないですか?だから個人差ってかなり激しいと思うんですよね。

子供の側ではそんな目で見ていないにも関わらず、女性の側でそう感じられてしまえば、それはそれで事実そうなんでしょうし、そう感じてしまった女性を責めるのもお門違いでしょう。でも、かと言って毛も生えてないようなガキを意識してしまうのも、なんかそれはそれで行き過ぎな気もするし・・・結局結論は出ない問題なんでしょうね。

でも、そう問題があるならそれは線引きしないといけない、のかな?

ん~なんだろ?

このモヤモヤ感。

面白い結論でも付けてやろうくらいの気持ちで書き始めたのですが、難しい。

ま、ただね、僕が言いたいのは、なんて言うか

僕はゲイじゃないってことくらい、かな??

いろんな人がいていいんじゃないのかなぁ?

※あ、意外と脱線してない?