幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

ダイエットと健康管理と心の関係

ちょっと嬉しいことがあったので、勢いで書いちゃう。

さっき久々に会った子供に

「痩せたね!」と言われた。

 

事実ここ最近痩せたみたいだ。

ベルトの穴もひとつ小さくなったし。お風呂上りに見る自分のお腹から長年消えなかった「浮き輪」も消えつつある。(一応、僕の名誉の為に言っておきますが、腹筋は割れてるんだから!・・・ただ見えづらいだけで・・・)

 

ダイエットをして痩せたわけではない。

何故痩せたかと問われると、強いて言えば”恋”だろうか(テヘヘ)

半年前に手痛い別れをして以来と言うもの、食べるものにも気を使わなくなり、毎日コンビニ弁当の日々が続いた。そして気づけば、スーツが2着、着れなくなっていた。

それを最近、自炊の努力をしてみたり、とある人から「野菜も食べなきゃ」なんて言われたもんだから、野菜を取りバランスの良い食事になってきているのではないだろうか。

単純に食生活が改善しただけとも言えるんですけど・・・

でも、そう食生活が改善したのも、心理的影響であることは間違いないんです。

心と体の関係

と僕が飲んでる席で言うと「また下ネタ?」などと言われかねないのですが、下ネタではありません。言うまでもなく、心と体は密接に関係していて、特に根源的な欲求についてはかなりダイレクトな反応を示すものなんじゃないかと思います。今回は食欲に限って言及しますが、恐らく他の欲求においてもある点において共通していると思うのです。

「本当に欲しているものを得られないと余分なものの摂取量を増やしてしまう。」

例えばです。

身体がビタミンCを10単位欲しているとしましょう。

レモンだったら1つでビタミンCを5単位摂取可能で、糖分も1単位摂取してしまう。

レモンの飴だと1つでビタミンCを1単位摂取可能で、糖分も5単位摂取してしまう。

で、身体は10単位欲しているわけですから、レモンで取る場合は糖分は2単位で済むところをレモンの飴だと50単位も摂取してしまう。合理的に考えればレモンを摂取することが最もコストとしては低い訳なのですが、しかし、必ずしも人間は「常に合理的」ではいられません。好みの問題などもあるでしょうし、我々の身体が明確に必要な栄養素の量を知らせてくれるわけではありませんから、ある程度は仕方のないことだと思うのです。でも行き過ぎると肥満に繋がるのではないかと思うのです。

ショーペンハウアーではありませんが、我々は「何を食べるかを選択する」ことはできても「空腹を感じたいと願い、空腹を感じる」ことはありません。空腹は生命の活動に必要なエネルギーの枯渇を知らせるサインであり、人間はそのサインを正確には理解できず、単に「空腹」と言うサインとして出し、どのようにその不足を解決するかは我々の心と言うか、意志に委ねられています。その意志に嗜好があり、偏った選択をしてゆけば、当然摂取する栄養にも偏りができ、足りない栄養を補うために量を増やしてしまうことになるのではないかと思うのです。

じゃぁビタミンなんかはサプリメントで取れば良いのかと言うと、それもあまりよくないような気がします。食事は栄養補給であると同時に”喜び”でもあります。悲しいときでも、ごはん食べると落ち着いたりしますものね。その喜びをサプリメントでは得られないと思うのです。

「ストレス太り」などと言う言葉がありますが、受けたストレスの代償行為として食事と言う喜ばしい行動によって補充しようとして起こることでしょう。ある意味で僕のここ半年間の増量はこれだったかもしれません。

心と身体は負の連鎖するけど、あなたを苦しめようとしているわけではない

今回の「ストレス太り」で分かったのですが、男の子の僕でもスーツが着れなくなったときにはショックでした。ボタンが弾けそうになり、お尻のところもいつビリっていってしまうかってくらいにパンパンになって、そして何より鏡映った自分の姿に愕然とするのです。するとまた心にストレスがかかり、それを食事によって代償しようとする負の連鎖が起こり始めます。そしてそれが過ぎれば恐らく健康が損なわれてしまうでしょう。そして、さらにそこから負の連鎖が続いて・・・となるかと言うとそうでもありません。あるとき体に限界が来ます。

これはまぁ、また別の別れ話の後なんですが、痛風疑惑が起きた時があります。毎日のようにウィスキーをボトル半分くらい空けて、意識が無くなるように眠らないと眠れない日が続いて、身体もブクブク太り、歩くたびにつま先の付け根が痛むようになりました。たまたま職場にいた看護師の卵の子に聞くと「それ絶対痛風ですよ!」と現役看護師であるお母様と議論の末に結論を出してくれた。別に頼んでいないんだけどねぇ・・・ま、そのおかげで病院へ検査へ行き、結果としては痛風ではなかったのだけど、健康に気を付けるようになりました。

結局体の調子が悪くなるって言うのは、どこかしか限界が来ていることの表れなんだと思うんです。それを体からのメッセージではなく、単に不幸と捉えてしまうと負の連鎖は止まりません。この辺はもしかしたら、自分を甘やかさないと言うのに似ているかもしれません。

ダイエットをするなら、まず自分の心と体の声を聞け

と言うことで、これまでの僕の体重増がだいたい失恋から来ていることが判明しましたが、僕の理屈で行くと、自分の身体と心が本当に欲しているものがわかるのであれば、自然と痩せて行くと思うのです。痩せる必要がある人ならば。

先日、そのある人に僕の10年前の写真を見せたら思いっきり笑われました「誰これ別人!」って。まぁ20㎏も違いますからね。ちゃんと当時は顎も尖っていたし、目もキリリと・・・はしてないけど、まぁ今よりは覇気はありましたしね。でも、その人は言ってくれるのです「ん~今の方が優しそうでいいよ」って。んもぅ、ホントいい子。ま、そのあと「で、誰が撮ったの?」って聞いてくれたのが嬉しかったんだけどね。

そうなのです、無理して痩せる必要はないんじゃないかと思うのです。まだまだメタボで、浮き輪も消えてはいないのですが、でもこれで良いって言ってくれる人がいるならそれでもいいかなって思うのです。もちろん、僕の場合はまだもう少し落とさないと健康に悪影響があると思うので、落ちるなら落として行こうと思いますが、でも無理はしないで行きます。

まぁまとめるとこんなところでしょうか。

 

・心の声、身体の声を聴く

・”負の連鎖”に陥らないためにストレスと向き合う

・無理しない

まぁ、こうして書いてみて、その大半が自分勝手な惚気と僕がいかに太って来たかと言う歴史になってしまいましたが・・・そう僕はいろんな恋をして大きくなったんです(物理的に)