幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

ライフハック系の「○○したら○○できる」に物申す!

流行に全力で逆らい、流行が落ち着いたころにこっそり試してみたりする人間ですw

ライフハックという言葉が流行っている。

人の生活って意外とその人オリジナルな習慣で構成されていて、他人の生活を垣間見る機会なんてほとんどないから自分が「普通」って思い込み易い。でも、実際にはそれぞれ独特な習慣で、非標準的なケースが存在する。

そんな中で生活にちょっとした変化をもたらして行こうってのがライフハックなのかな?

ハッキリ言いましょう。無駄です。

いや、変化をもたらすことは無駄ではないですよ。

きっかけとしてはいい。

ただ、もしブログに書かれているようなライフハック術を商品として販売したら確実にクレームになります。だって「○○したら○○できる」ってできないもん。

その原因は「程度」です。

その記事の主ができたことが、必ずしも他の人にできるとは限らないし、どれだけやれば効果が出るなんてのは人それぞれ。でも、それがあたかも共通した真理かのように書いているから、やってみた人はちょっと裏切られた気分になる。

でも、そもそもライフハックなんて言葉使うのは意識高い人か、意識高い系の人でしょうから、多少望む結果が得られなくても文句は出ないのでしょう。

具体的な例を申しましょう。

「トイレを毎日掃除すれば運気が上がる!!」

これ、結構いろんなところで言われていますよね。

で、結構トイレは掃除される頻度高いんじゃないでしょうか?

でも「毎日掃除してるけどあがらねぇよ!」と思っている方もいるでしょう。

これさ、どのレベルで掃除しているかですよね。

ブログ主さんが「30分かけて自分がトイレで生活できるレベルに掃除」しているのに対して、読者さんが「学校の掃除タイムばりのレベル」でやってたら、同じ掃除であったとしても、別ものになっちゃう。

トイレを掃除することが大事なのか、それともトイレを綺麗に保つことが大事なのかでも変わってきますよね。

と言うわけでライフハック的な記事を書かれる方にお願いしたい。

その辺のディティールまでしっかり書いてもらいたいです!

そしてライフハック系の読者の方へ、結局人間の生活なんて目指すもので変わってきますよ?漠然とした幸福だとかQOLだとかって言葉を求めてしまう前に自分にとっての幸福やQOLを考えるべきだと思います。

だって僕もライフハック系の記事大好きで読んでみては実行してたけど、本当に自分に必要なものくらいしか残らないもん。

おかげさまで僕のライフは八苦にまみれてます。

ちなみにWikiより

根本的な苦を生・老・病・死の四苦とし、 根本的な四つの思うがままにならないことに加え、
愛別離苦(あいべつりく) - 愛する者と別離すること
怨憎会苦(おんぞうえく) - 怨み憎んでいる者に会うこと
求不得苦(ぐふとくく) - 求める物が得られないこと
五蘊盛苦(ごうんじょうく) - 五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならないこと 

 2500年たっても、遠く離れた場所であっても、人間の苦しみは変わらないんですねぇ。逆に言うと、これらってのは要するに「人生イベント」なわけで、もしかしたらこいつらがいてくれるおかげで幸せを感じられるのかもしれませんね。