ニコニコ動画であればこんなタグがつきそう「だいたいこいつのせい」。
ここ最近の企業不振。
原因は行き過ぎた株主尊重主義。と言うか行き過ぎた資本主義。
「他所で成功したからうちもやろう」的なことをしているとだいたい失敗する。
国内市場と海外市場の傾向を同一視していると失敗する。
でも完全に失敗というわけではない。
一時的には数字が出たり、短期的な勝利を収めることができる。
そして、その勝利を収めて勝ち逃げする人たちがいる。
いわゆるプロの経営者さんたち。
彼らは逃げ切れるまで頑張るんだろう。
マネーゲームに踊らされて右往左往しちゃう。
結局さ、企業がドミナント的に発展してゆく場合を除いて、確実に協業他社ってのがいるはずで、その他社との差別化する余地があるところが生き残る。それを商品価格に求めてしまえば、業界全体が価格競争という不毛な生産性のない競争に陥って、体力削りあって、誰も幸せにならない結末を迎えてしまう。
ファーストフード業界、家電業界、出版、テレビ局、etc
広がらないパイしかないなら、参加者を排除するって方向の努力は業界だけでなくそこで働く人をも削ってしまう。
結果ばかり求めていた僕は確かに結果を手に入れて、企業で評価もされたけど、何かを失ってる気がした。僕であることを失っていた。
合コンの席でさえ、役職や立場を名乗らないでいられなかった。
だってそうした方が食いつきよかったし、自分って個人じゃ何話していいかわからなかったから。
一人勝ちできてたときはいいんだけどね。ライバルが出現してくると、あとは残業して成果競争。人の能力ってそんなに差があるもんじゃないからさ、結局最後はサービス残業でコスト競争。削りあって、勝利を収めてもなんかむなしかった。
僕は仕事を変えた。
そしてまた、今、同じようになってきてしまっている。
今の仕事はもう合コンとかないし(年齢的にも><)、ライバルはいないのだけど、努力の方向が数字に向かい始めてしまっている。
結局、企業も人も一緒なのかも知れないね。
プロセスを愛せないと、結果っていうのは一時的なものでしかなくて、すぐにその幸福は過ぎ去ってしまう。
あ、これ結婚なんかも一緒なのかな?
人間関係もそうか。
あぁただそこにいるだけでいい、そうWe want "mother of love"なのかな?
Mother of Love 小さな未来・・・ 徳永英明様 ギターで歌ってます - YouTube