幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

永遠

彼が突然言った

 

「永遠って存在すると思うかい?」

 

私の肩を抱きながら耳元でささやくように

 

「え?永遠?ん~わからない・・・」

 

私は答えた。甘えた声になっているのが自分でもわかって少し照れくさかった。

 

「永遠と瞬間が同じものだって言ったら理解できる?」

 

彼はいつものように優しい口調で言う

 

「ん?なんかわかるような気もする」

 

と私が答えると彼は私の肩に顔をうずめるようにしながら、キスをした。

 

そして

 

「今、僕はたぶん永遠を感じているよ」

 

と言った。

 

私には彼が何をいっているのかわからなかったけど、幸せだった。

 

あの時のあの時間がずっと続けば良かったのに