幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

ネット文化について

先のエントリで触れたこちらのエントリ

インターネットがつまらなくなった理由 - 散るろぐ

(なぜか上手く貼れない><)

 

これを読んでからずっと考えていた。

僕も、ダイアルアップの時代からのネットユーザーで、パソコン通信からの移行期に初めてパソコンを所有した。それからの技術的な進化もさることながら文化の変化について考えてみた。

 

革命の後

今日パチンコで大負けし、ゲンナリして帰ってきて、このGWはおとなしくせざるを得ない状況となってしまい、懊悩していた。読書にも飽きて、ニコニコ動画を見て時間を潰していた。ゲーム実況を見ていた。ちなみにこれね。

2013年の動画なの。

なんか、新しい実況動画を見る気になれなくて、昔好きだった実況者さんの動画を何度も繰り返し見ている。これってなんか音楽にも同じことが言えて、最近の音楽ってどんどん疎くなっちゃって、今じゃクラシックとか聞くようになってきている。あ、ちなみに一番好きなのはJazzなんですけどね。これは僕がおっさんになったからなのだろうか?

ま、それはさておき、ゲーム実況者がプロゲーマーとなりつつあり、ユーチューバーなどと言う人たちも現れ、まさにネットによって新しい職業やビジネスが生まれているのを感じる。と言うよりは、逆にIoTって奴なのか、なんでもかんでもネットが絡むようになってきた。

かつて情報革命なんていわれてたけど、まさに革命的な変化が起きている。

喜ばしいことなんだけど、でもどこか寂しげな気がしていて、それがずっと不思議と言うかひっかかってた。

で、結局こういうことなんだと思った。

 

映画「逆襲のシャア

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 僕は小説の方が好きだったりするんだけどね。

 この映画の中のセリフ

 

「世直しのこと…知らないんだな。革命はいつもインテリが始めるが、.
 夢みたいな目標をもってやるから、いつも過激なことしかやらない!
しかし革命の後では、気高い革命の心だって、官僚主義と大衆に飲み込まれていくから、.インテリはそれを嫌って、世間からも政治からも身を引いて世捨て人になる。だったら…」

 ネット文化の変化ってこういうことなんだと思う。

自分がインテリだなんて思わないし、ネット革命に携わったとは言えない。でも、確かにそれを目の前で見ていて、そのときの文化を知るものとしてはこのセリフがなんかしっくり来る。

ネットの場合、法規制が後付でできて来たからってのもあるけど、ファイル共有ソフトの流行った時代って僕はいい時代だと思ってた。Yahooチャットで映像チャットができるってのを聞いて、案の定アダルトカテゴリに入り浸り。エッチな動画が見れるって聞けば動画掲示板に行って、ブラクラのような広告と戦ったり(今思えばあのブラクラって誤クリック狙うにゃいい仕組みでしたね)。ウィルス感染におびえて、掲示板で相談したり。GeoCitiesにホームページ作ってみたりメル友をポストペットで作って会ってみたり。なんでもそうだけど、良いとか悪いとか評価が後からついてくる時代だったからこそ発生した現象だったんだろうけど、あの当時の思想っていうか雰囲気ってネットがある意味自治地区みたいな感じだったと思う。言うなれば、そうね、文化祭みたいな感じ?仕事ではないんだけどさ、みんな技術とか知恵とか持ち込んで利益のためじゃなくて楽しもうって言うノリ?そういうことが多かった気がする。

でもそれらがマネタイズされると、途端に規制やらルールやら、BPOやらPTAみたいな「こうあるべき」って言う人が出てきたんだろうね。

 

IoTのおかげで、望むと望まざると関係なしに生活することがネットワークにつながることになってしまった今では規制は必要なんだけどね。でも、どこかに自治区みたいなもの残しておけないものかねぇ?