雨は降る 無数の雨粒が何千メートルもの高さから 誰に頼まれるでもなく 落ちてくる 落ち行く先は風まかせ 木へ、森へ、 川へ、海へ、 コンクリートへ、アスファルトへ 幸いにも 僕らは雨粒たちの断末魔を聞かない 雨粒たちは静かに消えて行く 雨樋から滴る水…

僕が社会人になったとき、既に「ケータイ」は社会インフラになっていて 父親ほどの”先輩”が 「昔は外でサボっててもバレなかったのになぁ・・・」と建物裏の喫煙所で愚痴ってた インターネットが普及して、出社してまずはじめにすることがメールチェックだっ…

僕の大学時代の卒論はマルティン・ブーバーの「我と汝」 我と汝・対話 (岩波文庫 青 655-1) 作者: マルティン・ブーバー,植田重雄 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1979/01/16 メディア: 文庫 購入: 8人 クリック: 49回 この商品を含むブログ (41件) を見…

ボタンの掛け違いから 僕は生まれた 誤解を父に持ち、邪推を母として僕は生まれ育った 僕の成長は早い 失われた信頼はそのまま母の手で僕を大きく育てる疑念と言うミルクになり 僕の存在をどんどん大きくする 父の兄弟である疑念は僕を狡猾に育て 父の仲間た…