幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

老化と劣化

僕はね、多分老化や劣化を歓迎している。

 

でなければ、少年の日々の敏感さを以て今の認知世界を僕は生きられない。

 

少年は教わる。人の理性の理想を。少年は知る。人の世の理想からかけ離れた現実を。

 

そして少年はどこかで折り合いをつけようとするんだ。そしてきっと多くの人は宗教的や文化と言った、根拠のない折り合いをつける。

 

んでまぁ、僕はそんな折り合いをつけられずに、かつ、突き抜けられずにいるのだけれど、おそらくは、多くの文学者や学者ってのは、そんなさ人ではなかったかと、僕は思うのだよ。

 

三島さんが語る、と言っても、You Tubeとかで見れる動画だけだけど、それを見て僕はそんな事を思うんだな。自分の腹を掻っ捌いて果てる人の人生を僕が語る資格はないのだけれども。

 

でもどっかで、彼の死の直前の言葉は、言葉には共感を禁じ得ない。

 

で、三島さんの言葉の引用の一つも挟めれば良いのだけど、僕のとって当たり前な印象とくっついて、離れないのだ。だから、僕の言葉で語るけど、彼の態度に、僕は生き物を見たのだ。

 

否定できない、生きてることへの喜び。不条理に死が降ってきた世代を生きた人だからかも知れない、世をくだらない、変えなきゃいけない、そう思っていた人が、自分に、自分の思想に殉じるには死を選ぶしかない、そう思っていながらも、生のきらびやかな印象にあてられてしまった人、そんな印象を僕はちょっとだけ共感してしまうのだ。

 

な〜んて、

ちょっと三島由紀夫の動画見て、影響されちゃう僕やマスコミ関係の人。きれいに取り繕った表面、それが悪いとは言わないが、虚しくはないかい?