ハンバーガについて、また思うところがあるのだけど、今回は置いておいて、僕の見てる景色について述べたい。
こんな時間にビジネス街に来るのは久々で、率直な感想を述べると「綺麗になったな」と言うものだ。吸い殻が落ちてない。
僕は自分が喫煙者で、マナーもそれほど良くはないから、喫煙所がないと本当に困るのだけど、ここでは歩きタバコをしようとは思わなかった。もちろん普段からポイ捨てはしないけどね。
実家の近所やこれまで住んだ神奈川のどの都市よりも吸い殻投棄が少ないように感じる。
なぜなんだろう?
人の目があるからなんだろうか?
少なくとも僕はそうなんだよなぁ。
悲しいけど、僕はそんなに立派にモラルを持ってる訳じゃないから、車通って無ければ、歩きや自転車だと信号は無視してしまうし、周りに人がいなければ、歩きタバコもしちゃう。
怒られるのが恐いとかじゃあないんだけど、人目を恐れるのは何でなんだろう?
これはちょっと面白い気付きだと思った。他人に無関心な都会において、それでも人目を気にする心理ってのは矛盾がある。
僕らはきっと他人に無関心でいられない。だけど、関わりを最小限にしようとしている。
余計なことにかかずらっている暇はないだろうから。
田舎と言うか、人の生活圏では人はより自分の欲求に向き合うけど、都会の、ビジネス街にいる人はきっと「何か」なんだろう。会社やら立場やらを背負ってしまうと生真面目に、その役割を果たそうとする。
それ自体は悪いことじゃないんだろうけど、昼前から精気を失って歩いている人の多いこと。この街は綺麗にはなったけど、エネルギーは減ったんじゃないだろうか?