どうもお久しぶりでございます。
そろそろ、失恋の痛手が思い出になりつつあります。
で、まぁ経済のニュースで気になったのがあったので、ちょっと考えたこと。
マイナス金利を導入されたとか。僕自身もマイナス金利と言われてもピンとこないですが、要するに銀行の銀行である日銀さんにお金を預けていると、もらえるはずの利子がもらえないどころか、逆にとられてしまうってことみたいですね。
んで、まぁそんなところにお金を預けておく人はいない(ってかそもそも個人が日銀に預けられないですけど)ので、その分が市中に回るだろうと言うのが狙いだとか?
でもねぇ、どうなんでしょうねぇ?
もし、日銀さんの意図した通りになるとしたら、既にそうなってんじゃないんですかねぇ?せいぜい日銀さんにある当座預金額の総額が増えないだけの結果になるんじゃないでしょうか。
そもそもの問題ってたぶん別のところにあるんだと思います。
閉塞感と言うか、ぬるま湯と言うか、目標なき停滞と言うか。
目指すべき世界がわからなくなって、何に投資したらよいのかわからない状況なんではないでしょうか。
新興国バブルが弾けるだとかなんだとかって話もありますが、新興国でバブルが起こるのも、それが弾けるのも納得できますよね。新興国は、かつての日本がそうであったように、明確な目標や目指すべき生活があります。だからそのために労働だって、勉強だって頑張ろうと言うインセンティブが働きます。僕らもお腹が空いたら何か食べようって思うじゃないですか?でも、お腹空き具合が極端でなければきっと僕らは「美味しいもの」を食べたくなる。貧しく不足を感じていた人たちはまず「空いてるお腹を満たしたい」と願い、次いで「美味しいもので満たしたい」となって、最後には「何がおいしいのかわからない」になるんじゃないでしょうか?
人の欲望に限りがないとは言いますけど、でも限界はあるんじゃないかなぁ?だから先進国と呼ばれていた国々では景気が停滞しているんでしょうね。で、問題はたぶん景気は停滞してはいても、お金の量が減らないってことなんでしょう。つまりお金が余る状態。ん~経験してみたいものです。
でも、これが個人ではなく世界全体で発生してしまうと大問題。余ったお金は行き場を求めてあらゆる「儲かりそうな」ものへ殺到しちゃう。だから局所的なバブルがいろんなところで発生するんでしょうね。
なんと言うか、起きているのは経済の問題なのでしょうけど、その問題の本質は価値の問題なような気がしてなりません。
このあたりのことを、近々まとめてみたいなぁと思います。
取り急ぎ今日はこの辺で。