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幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

プロット

a story

タイトルは決めないでおこうと思っている。

書き出しは、こんな感じ。

「短辺76mm 長辺160mm 上質な紙に福沢諭吉の肖像が印刷された券。これが数百枚足りなかっただけで、彼は死んだ。電磁記録上の0と1の羅列で7桁の数字が不足しただけで、彼は死んだ。今、それらのものや情報を用意できたとしても、彼は戻って来ない。よくある話と言えば、よくある話なのだろう。この世界では、彼が不足したものよりも少ないもので、その命を失う人もいる。彼の残した負債は、彼が入っていた生命保険で完済したし、完済しただけでなくいくらかは残った。それもまた、数字や情報に置き換えられるけど、それが彼の命の値段だったのだろうか。

彼はどこにでもいるような、そんな人だった。悪い言い方をすれば、きっと「つまらない男」なのかもしれない。容姿も特段特徴的なわけでもないし、性格も温厚。性癖などは知らないが、彼の残した遺品を見る限り、特別なものは何もない。そう、遺書さえも至って教科書どおりのものだった。「将来に希望が持てなくなりました。ご迷惑をおかけしますが、先立つ不幸をお許しください。」とだけ書かれたもの。何かしら恨み言のひとつも残せばいいのにと思うのだが、それもなく、大量の睡眠薬を飲んで死に至った。遺書が残されていたことと、その後の遺品の整理、各種アカウントの整理を行って、おそらく経済的な事情による自殺と言う結論になった。よくある話だそうだ。年間数万人の自殺者がいて、そのうちの約半数が同じような理由で死んでいると言う。どこにでもあるひとつの死。睡眠薬を飲んで、眠りにつくように死んだ彼の顔は、生きているときと同じように極めて普通で、どこにでもあるような顔をしていた。特別なことは何もない、事件性もなければドラマ性もない。新聞記事にもならなければ、彼の死が何かのきっかけになることもない。頭をよぎる無駄死にと言う言葉を必死に押さえ込もうとしても、抑えることが難しい。悲しみと怒りが拮抗する。そして、彼の死装束を見たとき、その小指に私と同じ特徴を見つけたときに、その拮抗は「なぜ彼は死ななければならなかったのか?」と言う新たな勢力によって破られた。」

30代男性が自殺。その妹が、彼の死の理由を探ってゆくお話。

 

書きたいテーマがいろいろありすぎて、たぶん全部盛りすることになるのだろうけど、箇条書きにすると

・現在の蟹工船的な状況

少子高齢化問題の現実的な表れ

・世代間闘争

・仕事観

・人生間

・幸福論的な内容

いろいろ・・・

プロットってほどプロットになっていないけど、さむしんぐらいくざっとな感じで書いてみようと思っています。

今日も自転車乗ってて思いついたの。

自殺って言うのはさ、犯人のいない殺人なんじゃないだろうか?いや、犯人は被害者本人なのだろうけど、それって死刑執行を誰がやるかって問題と一緒ではないかと思うのですよ。ってな内容にまずは進んでゆくのではないかと思います。