子供たちの声を騒音と言う
大人たち
この世界を作ってくれた大人を老害という
子供たち
バラじゃなくても花は綺麗に咲いているのに
白くなくても雲は美しいのに
世界はこんなにも美しいのに
落ち込み、傷ついたときに
その傷ばかりが気になって
何も見えなくなる
誰にもその痛みはわからない
誰も救ってはくれない
そう思い込んでしまって
頑なになる
でも、そんなときも
きっとあなた傍に
花は咲いて
風は吹いて
空には虹さえ浮かんでいるかもしれない
だって世界はこんなにも美しいのだから
顔を上げるのが怖いのなら
下を向いていてもいい
きっと路肩に咲く名もない花に出会えるから
人の声が怖いのなら
耳をイヤホンで塞いでいてもいい
そっとあなたを癒す音楽が聞こえて来るのなら
あなたにも気付いて欲しい
きっと世界はいつでも美しい
そして
あなたもその世界の一部なんだ
~End~
土曜日の朝。
実はちょっと憂鬱。
たまにだけどね。
世間がお休みのときに僕はお仕事。
そんな時、僕はこのWhat a Wonderfull worldを聞く。
決して美声とは言えないルイ・アームストロングの声、単純なメロディライン、母国語でない言葉の詩、だけど、世界を賛美する歌は美しい。
不寛容な時代とか言われていますけど、でも世の中はまだまだ優しい。
それが目立たなくなったり、見えにくいだけで。
ほんのちょっと世界の美しさを感じるだけで、僕はちょっとだけ優しくなれる気がする。
昔ね、朝方まで対立してた奴等追って、ヘトヘトになるまで走り回ったことがあったの。凄いネガティブな感情で、若さと言ってしまえば、それもそうなんだけどね、そんな感情に駆られて、ヘトヘトなったときに見た朝日が美しくて、何もかも浄化してくれた感じだった。恨み自体が消えたわけじゃなかったけど、でも解決策を他に探してみようと思えた。
きっと他人への攻撃性ってのは、自分に余裕がないときに生まれるもんなんじゃないかと思うんだよね。
だから、ちょっとした美しさとかに心奪われて、心に余裕と言うか隙ができると、本来ネガティブな感情って自分自身も蝕むものだから、そこから解放してもらえる。
そんな経験をしたのです。
それ以来、なんか自分自身の心が余裕なくなってきているときにはこれ聞いて、世界の美しさを再確認してます!