何かの記事でxVideoの
「”this file has been deleted"は中学で習う3人称単数現在、現在完了、受動態を含む文だ」
と言うのを読んで、変に感心した。そこに比較級と現在進行形、何かしらの助動詞が入っていれば完璧なんだけどね。
さてさて、タイトルがなんとなくthis file has been deletedみたいだったので、こんな書き出しになってしまいましたが、ふとした瞬間に思い出すものってあるじゃないですか?そんなことについて書きたいと思います。
「ライナスの毛布」ってご存知ですか?スヌーピーの登場人物、ライナスはいつも同じ毛布を持っていて、それは幼児が愛着を持つものに触れて安心感を得ようとしている行動の現われだと言うところから、人が物などに執着している状態を表す言葉らしいです。
僕は36歳児ではありますが、幼児とは言えませんのでさすがに毛布は持って歩きませんが、似たようなことはしているなぁと思うのです。
僕は香水を使う36歳児です。最初はお洒落目的で使っていたんですけど、最近はなんか違うような気がしています。
ちなみに現在使っているのはコレ
ボトルかわいいでしょ?香水のボトルってすごく形にこだわっているものが多くて、実はそこも好きなんですけど、まぁそこはまた別の機会に触れましょう。
で、なぜ香水を付けているかというと、もちろん加齢臭やら汗臭さを誤魔化すためというのもありますが、それ以上に心を落ち着かせるためのような気がしています。と言うよりは「余計な匂いに惑わされないため」とでも言った方がいいのでしょうか?
景色の記憶や、音の記憶、味や触覚でもいいのですが、何かの刺激を受けて強い感情を呼び起こされることってあると思うのですが、僕だけなのかはわかりませんが、僕にとって嗅覚でそれが強烈で、いろんなことがフラッシュバックします。当時付けていた香水の匂いを感じると、当時のいろんなことが思い出されて、出来事を思い出すだけじゃなくて、その時の感情まで再体験してしまうような印象があります。
いい思い出だけ思い出せればいいのですけどね・・・そうもなかなか行かなくて・・・
心乱されないように自分を香りで守る!と言う感じで香水を使っています。
まだいろんな過去のことが消化しきれていないのかなぁ?
まぁただ、過去の良かったことを思い出してそれで現状の不満を誤魔化すよりはいいことなのだろうと思うし、如何せんおっさんですからマナーの観点から見ても、香水は着けとくべきなのかな。
街中でライオンハートの匂いするおっさんいたら石とか投げずにやさしくしてくださいね!