僕は囚われていた
ぼんやりと霧のようなあいまいな世界に
いや、僕がぼんやりとした霧のような存在だったんだ
君が僕に名前をくれた
君が僕を定義してくれた
だから僕は形を持てた
そうして僕は初めて君に出会えた
やっと君は僕の存在を認めてくれた
たった、そうたった何文字かの名前
それを君が僕にくれただけで
僕はここにいられる
どこへでも行ける
君の”もの”としてどこへでも飛んで行ける翼を得たんだ
君は君自身のことを説明するために、僕の名前を使う
君自身がまるで僕になったかのように僕を使って君を表現する
どうやら僕には家族がいるらしい
君の中にまだ霧のように存在していて
名前の与えられていない兄弟たちが
きっと兄弟たちも待っている
君が何かを通して、彼らの名前と出会うことを
そして、彼らに名前を与えてくれることを
君の中にいる「想い」と言う仲間たち
僕らは君がくれる名前を翼として君から飛び立てる
~End~
さっきのエントリ消しました><
あまりにも僕らしくないものだったので・・・
で、仕切り直しにちょっと不思議な感じのものを書いてみました。
僕らの持つ心にある何か。それは感情とかいろいろだろうけど、きっと僕らはそれらに相応しい名前を与えてやらないとそいつらをコントロールできない。
ニーチェってやっぱすごいね。
概念をストーリーで伝えるって言うのは難しい。