仕事の募集で「やる気重視」「人柄重視」「経験不問」というのを見かける。
言うまでもなく、これってつまり「誰でもいいよ」と言っているようなもんだと思う。
特にね「やる気重視」。
これ本気で思っているところは結構ヤバイ。
やる気なんて言う計測できないものを重視してるってかなりヤバイ。
つまりさ、「やる気」を示すために「求めた以上のことするのが当たり前だよ」と言ってるようなもんだし、仕事をするのに「やる気」が必要な仕事であるのはビジネスモデルとして既に崩壊しているんじゃないだろうか。
精神論を否定しているわけではないんだけどね。
やっぱ最後の決め手は精神論である場合が多いから。
でも、精神論を前提条件にして創られている雇用ほど不安定なものはない。
雇用のミスマッチなどと言うが、ミスマッチではなくてビジネスモデルの前提が間違っているんじゃないかと思う。厚労省はブラック企業の名前公開とかって無駄な施策するのではなく、ビジネスモデルを診断し、そこでの従業員の適正待遇を算出すりゃいいんじゃないだろうか?