幸福のヒント?

僕による僕が幸福になるための、ヒント集にするつもりだけど、だいたい愚痴、ときどき妄想、たまに詩っぽいの

若者は本当に草食化したのか?

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性犯罪の発生件数を調べてみた。

昭和35~45年って何なんだ?ってのが最初の感想。でもね、このグラフさ、そのまま右に90度回転すると世代別人口のグラフになってそうだよね?厳密に数値を調べてみればもしかすると草食化しているって数字を出せるのかもしれないけど、このグラフからだけだと、やはり人口減少の問題なんだと思う。

性的な犯罪件数からだけ草食化を判断するってのも乱暴なんだけど、実は草食化してないんじゃないかってのが僕の仮説。それもたぶん珍しい仮説ではないとは思うけど、他の問題点を指摘するためにあえて「草食化」と言うキーワードを使う。

 

本当の問題は経済でも格差社会でもない

格差社会が問題になって久しいが、お金がないから結婚できない、彼女を作らないと言うのは「言い訳」だろう。問題はさ、家族を持っている人たちが幸せそうに見えないことにあるんだと思う。

さっきのグラフで昭和35年~45年ってさ、要するに団塊の世代が20代のころってお話しでしょ?その当時の若者たちはお金を持っていたのか?そんなことはないと思う。要するに今若者たちが「お金がないから結婚しない」と言う理由がしっくり来る世代ってさ、バブルの時代、1980年後半~90年に20~30代だった人たちじゃないのかな?つまり、今の50~60代に当たる人たち。その頃に比べると今の若者はお金がなくて、「お金がない~」と理由はしっくり来るのかもしれない。そしてその世代の人たちが今の20~30代の親の世代だよね?

その世代の家庭へのイメージが今の若い子たちの家庭へのイメージになってしまっているんではないだろうか?

教育の失敗を転嫁する傾向

ゆとり世代なんて言って散々揶揄するけど、彼らは好き好んでゆとり世代になったわけじゃないよね。ゆとり教育なんてのを始めたのは彼らの親の世代がそう決めたからでしょ?それをあたかもゆとり教育で育てられた側が悪いかのように言われるのはちょっと筋違いな気がする。

誰が悪いとか興味はないし、世代間の憎悪を助長する気もないんだけどね。ただ、原因がもし僕の仮説の通りなら、今の僕らの世代から変えて行かなければならないと思うのです。日々子供たちに接する仕事をしていて、学力などに問題にある子のほとんどがご家庭に問題を抱えているように感じます。遺伝的な問題じゃなくて、ご家庭と言うクローズな空間で作られるドグマによって学習意欲がそがれているケースがほとんどです。だからこそ、今我々がまず行わなければいけないのは、大人が幸福を感じられ、家庭を幸福なものにすることではないかと思うんです。

 

そのうちちゃんと書きます!