希望学というものがあるらしい。
まだまだ全部読めてないのだけど、備忘録的に。
希望というものが、恐らく人生には必要なものなのだと思う。
所謂、人生における目標だとか、目的だとか、いろいろ未来志向な言葉というのは、最終的には希望という言葉になってしまうのだと思う。過去からルールや法則を学び、欲しい未来を想定して、現在の行動を決定するということを意識的にまたは無意識に僕らはしている。あるいは、逆に過去のある出来ごとから、今やらなくてはならないことをして、未来はそれによって導かれると捉えている人もいるのかもしれないが、しかし、どちらにしても、時間軸における今を決定するのは残念ながら今ではなく過去か未来のどちらかなのだと思う。
この捉え方はもしかしたら、少し前に流行ったアドラーの考え方と旧来の心理学の考え方の違いなのかもしれない。
もっと話を広げてしまうと、決定論的な捉え方か否かの話になるのかも知れない。
人の中に自由意志があるなしはさておき、人が幸福に生活してゆくためには、希望が必要なことだけは確かだと思う。そして、どれだけその希望が実現可能か、その希望の可能性が高いかと言う問題が人の努力の強度に直接的にかかわってくるのではないかと思う。
”Stay hungry, stay foolish”
と言ったジョブスはこの点を理解して言ったのではないかと思う。
現実的な判断をしてしまえば、恐らく何事も努力するよりは淡々と成功するためのHowToをこなしてゆく以上に確実性のあるものはない。でも、それではたぶんつまらない。
ある意味
馬鹿になれ とことん馬鹿になれ 恥をかけ とことん恥をかけ かいてかいて恥かいて 裸になったら見えてくる 本当の自分が見えてくる 本当の自分も笑ってた それくらい 馬鹿にな
と言ったアントニオ猪木も同じことを言っているんじゃないだろうか?
Fool On The Planet (青く揺れる惑星に立って)
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これもそうだよねきっと。