クラウドファンディングというものがある。
要するに今の世界経済の問題は「金余り」だ。
好景気だと実感することもできないというのに、皮肉な話だが、お金のあるところにはある。そして、そのお金の投資先を探して世界経済は混乱する。例えば数年前にアフリカの一部地域で飢饉が発生した。農作物が取れなくなったわけではない。投資先として食料市場が狙われたのだ。商品作物、主に小麦などが値上がりし、貧しい国の人々が変えなくなってしまった。そして、そのお金の流れというのは常に新たな投資先を探し、バブルを作っては次の市場へとイナゴの大群のごとく移動してゆく。
それがサブプライムを生み、リーマンショックを生み、さらにはギリシャ問題へと繋がった。
だが、その一方でお金を必用としている人がいる。
もちろんその全てがお金を渡す必用があるとは思わないけど、でも利益を生むことだけがお金の使い道ではないはずだ。
そう言う意味ではクラウドファンディングというものは面白い。
駅前の似非托鉢僧みたいにならなきゃいいけどね。