好きか嫌いかで言ったら嫌いです。
エマニュエルカント
学生のときに読んで、当時はわからなかったことが今になってわかり始めるっていうね、なんとも悔しい思いをしているから。
お伝えしたいのは「恒久平和を実現」するためには「汝が隣人に望む格律を自らの格律」とせよ。ってことです。カントさんはたぶんこんなことを言ったんだと思います。ここで大事なのが「定言命法」と「仮定命法」。
簡単に言えば
「定言命法」は汝まさに為すべし
「仮定命法」はIf you want ~Then~。
要するに、我々のほとんどの理性的判断は仮定命法になっているわけです。ただ、カントさんの言う格律というのは、定言命法で語られるべきもので、その理由や根拠を考える余地もなく、そうあるべきと納得できるものなのかな?
- 作者: イマヌエルカント,Immanuel Kant,中山元
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/01/13
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 73回
- この商品を含むブログ (41件) を見る
- 作者: カント,Immanuel Kant,宇都宮芳明
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1985/01/16
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 24回
- この商品を含むブログ (54件) を見る