そう言われてもいいかなぁ?
僕が考えていることを、僕以上に上手い言葉で表現できる人がいるのであれば、まぁ本当に僕がその文章を正確に理解できているかどうかって問題はあるのだけど、その人の書いたものを紹介しちゃうのでもいいのかなぁ?
できることなら、その人以上に上手に伝えられるようになりたいのだけど。
僕は基本寂しがりやだから、誰かにかまってもらいたいんだろうね。でも、そのくせ束縛されると逃げ出すっていう、めんどくさいおっさんです。
で、今回フリーライドしたい考え方はこちらのエントリ
すんごい斜め読みで僕が理解し、共感できた点
1.同じ場所にいると頭がおかしくなっちゃって、地球にひきこもっているという感覚
2.他人から勝手に期待されて、勝手に裏切り者にされる悲しさ
3.「同じ気持ちになりたいから生きている」と言う感覚
4.主語の重要さ
5.ノイズにかき消されている小さな幸せ
このエントリの作者?と言うのかな?いばや通信の坂爪さんを知ったのはハテナでブログを開設したあとに初めて出会った好きな文章のブログ(こっちは紹介しないもんw)のエントリからだった。最初は「へぇ~こ~ゆ~人もいるんだぁ」と妙な嫉妬と言うか、羨望というか、似たような価値観を持ってそうだけど、完全に合致はしない感じで、小さい僕の嫉妬対象になりそうでならなかった。
でも書いている文章やその言葉の感覚はとても素敵だと思っていました。
読者になり、次々と出されるエントリを読んで、「あ、この人すげぇな」とライバル視しつつあった自分が恥ずかしくなるほど突き抜けていらっしゃる。そもそもライバル視しそうになってる段階で僕の浅はかさが露呈しちゃってお恥ずかしいんだけどね。
まぁそれはさておき、共感部分です。
1の「同じ場所にいると頭がおかしくなっちゃって、地球にひきこもっているという感覚」これね。本当にそうなの。月に8万以上の家賃払ってるってのに、仕事でほとんどいないし、じゃ休日に家でのんびりしているかって言うと、家にいられないのね。居場所ないからパチンコ屋行ってすってくる><いつからかなぁ?って考えてみると、実はこれかなり前からなんだよねぇ。実家で暮らしていたときも、ほとんど家にいることなくてさ、時間あるとママチャリで隣の県まで行ってみたり、歩いて東京まで行ってみたりと、とにかく一箇所に留まっていることをしなかった。というか、常に何かしていたいんだよね。そして、「地球に引きこもっている」と言う感覚。これね。普段生きていて地球を感じることなんてないと思うの。最近引っ越して、すごく海に近いところに住んでると、あぁ地球にいるんだなぁって水平線が丸く見えるから感じられる。かつてカナダに住んでいたころにも感じられた。あぁ人間だけが暮らしている場所じゃないんだって。あれかな?僕の場合は、人間としての居場所が窮屈に感じて、動物としていられる場所を求めてしまっているのかな?ある意味パチンコ屋さんって非人間的環境だからねw
2.他人から勝手に期待されること
これはたぶん思春期に多いことだね。自我ってものが育ってくるときには特に親との子関係でこの衝突は発生してしまう。でも、人間の諍いの本質は全部これだよね。
3.同じ気持ちになりたいから生きている
人類補完計画ですな。結局は人は一人で生きて行けないから、人として生きるとしたら共感できることが凄く大事になるんだと思うの。生命活動を維持するための協力ってのも必要なんだけど、「一人じゃない」って感覚も凄く大事。だからってわけじゃないけど、僕はこの曲が好き。
Final Fantasy IX - You're Not Alone Extended ...
4.主語が大事
子供に限らずだけど、日本語ってのは主語が省略されやすい。だから省略された主語を「察する」文化が育ったんだろうけど、グローバル化してゆく社会では単なる責任逃れになるだけじゃなくて、日本の風土病とも言える「世間様恐怖症」に陥ることになる。実態のない世間様ってのが省略された主語であるケースが多いと思うんだよね。でも、発言する人の「私」に自信を持てていたらそこは「私」を主張すべきだと思う。とかなんとか言ってる僕の文章も主語が省略されているかもしれないけど、その場合は「僕」を補って読んでもらえるとありがたいです。
5.ノイズに隠れてしまう幸せ
実話:昨日パチンコ行ってGW資金全部すった><
そしたらまぁなんか充実しちゃってるのよwお金がノイズってわけじゃないんだけど、お金あると「あれもしたい、これもしたい」って思ってしまって結局お金に振り回されてしまっていたのかもしれない。いや、お金あっても幸せ感じろと言いたいところだけど、お金がないことで真剣に考えられるようになったって部分はかなり大きくて、ATMでお金おろさずにいた自分GJ!貧すれば鈍すと言うけど、鈍したおかげで見えてきたものがあったりする。
海と空が解けてしまうような水平線。
波が打ち寄せる音がもたらすリズム。
ロードバイクを駆って普段より少し高くなる鼓動。
そんなものを感じられる幸せを僕はきっと人工物に囲まれた環境では感じることができなかっただろう。
貧乏万歳><