○○のための、たったxつの○○
と言うタイトルをよく見かける。
How to本のタイトルは僕の知る限り
「サルでもわかる○○」
「1週間で学べる○○」
「10日間で身につく○○」
と言う、数字を強調したタイプのものが多い気がする。
自己啓発系の書籍の帯も同じだ。
おそらくだけど、この流れはアメリカ発の自己啓発本が発祥なんだと思う。
要するに支払うコストを低く見せるコツなんだろう。
僕も実際に10日でわかるJAVAとかやって見たけど、最初の4日目あたりまではどうにかなるのよ。でもそれ以降はちょっと無理がある。イヤイヤそんなんプログラミングもやったことない奴が1日でできないって!レベルのコーディングが必要なの。
ブログのタイトルでもそういうの使う人結構いるけど、そっちは逆に大雑把過ぎて具体的に何すりゃいいのかわからないってのが多い。
ま、考えてみれば当然だけどね。
そんな簡単に何でもかんでも成功してたらそもそも情報としての価値がない。
だから多分これからは
「成功するために必要な2272個の習慣」
とか
「1280日でなれるプログラマ入門」
みたいなタイトルのほうが信用されるんじゃないだろうか?
極端な例だけどもね。
でも、そもそも本当のところはさ
「望む結果」=「支払うコスト」
のところを
数的な操作で
「望む結果」>「支払うコスト」
に見せているだけじゃない?
だから
「年収400万円になるための300の習慣」
とか
「30代までに結婚する72のチェックポイント」
みたいな妥当と思えるようなコストを提示した方が信憑性は高いと思うんだよね。
よし、自分で作って見よう!
「ダメ親父になるたった20個の習慣」
ダメ親父になるのにそんなに必要かって言われると自信ないんだけどw