ネットで得られる情報だけなんで、あくまで推測の域を出ないのかも知れないけど・・・
結論：結構一大事じゃない？
犯人の人のブログを見てみると、原発再稼動に対しての抗議行動だったようだけど、原発反対の人たちのデモとか見ていると僕は少し怖い。いや、原発問題に限った話ではないのだけど、SNSの発展の功罪と言うか、自分と意見を同じくする人を見つけコミュニティが作り易くなり、その上でムーブメントって言うか正規の手段に基づいて活動し易くなったのは、逆に言うと狭いコミュニティ（その規模に依らずね）の正義が絶対的正義となってしまう事が怖い。
結局、正義なんてものは相対的なものでしかないし、特撮ものではよくある「悪の組織」とかって自ら悪であることを自覚しているように描かれているけど、現実の悪の組織は自分たちが正義であると信じきっている。
テロの問題点ってさ、要するに恐怖や暴力によって自分たちの意見を通そうとするところでしょ？今回のドローン事件は、ドローン利用のその方面での可能性を示唆してしまっていると思う。
どんな高邁な思想があろうと人を恐怖や暴力でコントロールしようなどとした瞬間にその思想が穢れる。
ま、こんなの目新しい意見でもなんでもないんだけど、他人を攻撃するのって多分自分に余裕がないときだと思う。今回の犯人の怖いところは、自分勝手に自分を追い込んでしまっているところ、ネット上での過激な発言をしている人を見ると同じ危うさを感じてしまう。そして、最近、その傾向が強くなってきているように感じる。
革命を望む人は理想主義者であって欲しい。
